多比良町
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たいらまち 多比良町 | |
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廃止日 | 1956年9月1日 |
廃止理由 |
新設合併 多比良町、土黒村 → 国見町 |
現在の自治体 | 雲仙市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 長崎県 |
郡 | 南高来郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
5,690人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 島原市、南高来郡土黒村、有明村 |
多比良町役場 | |
所在地 | 長崎県南高来郡多比良町丙 |
座標 | 北緯32度51分45秒 東経130度18分03秒 / 北緯32.86258度 東経130.30089度座標: 北緯32度51分45秒 東経130度18分03秒 / 北緯32.86258度 東経130.30089度 |
ウィキプロジェクト |
多比良町(たいらまち)は、長崎県の島原半島にかつて存在した南高来郡の町。1956年(昭和31年)に西隣[1]の土黒村と合併し、国見町となった。
現在の雲仙市国見町の東部、多比良地区にあたる。
地理
[編集]島原半島の北部に位置する。
- 山:矢筈岳
- 河川:魚洗川、栗谷川
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡多比良村が単独村制にて発足。
- 1913年(大正2年)5月10日 - 当村域に島原鉄道線の多比良町駅が開業。
- 1937年(昭和12年)2月11日 - 多比良村が町制施行、多比良町となる。
- 1956年(昭和31年)9月1日 - 土黒村と合併して国見町となり、多比良町は自治体として消滅。
地名
[編集]名を行政区域とする。多比良町は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。(発足当時は多比良村)
なお、多比良町では名の名称を十干に置き換えて表記する。
- 甲 / 轟木名(とどろき)
- 乙 / 船津名
- 丙 / 馬場名
- 丁 / 高下名(こうげ)
- 戊 / 金山名
交通
[編集]鉄道
[編集]名所・旧跡
[編集]- 鬼の岩屋(高下古墳)[2]
- 五万長者遺跡(胡麻長者遺跡)
- 百花台遺跡
- 多比良城址(轟木城)
- 結城城址(金山城、平松城)
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎県南高来郡町村要覧.上編「多比良村」 (1893年) 国立国会図書館デジタルコレクション