京王多摩川駅
京王多摩川駅 | |
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駅舎(2007年10月12日) | |
けいおうたまがわ Keiō-tamagawa | |
◄KO18 調布 (1.2 km) (1.3 km) 京王稲田堤 KO36► | |
所在地 | 東京都調布市多摩川四丁目40-1 |
駅番号 | KO35 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
所属路線 | ■相模原線 |
キロ程 |
1.2 km(調布起点) 新宿から16.7 km |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[京王 1]14,562人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)6月1日 |
備考 | 1937年(昭和12年)、多摩川原駅より改称 |
京王多摩川駅(けいおうたまがわえき)は、東京都調布市多摩川四丁目にある、京王電鉄相模原線の駅である。京王相模原管区所属。駅番号はKO35。
歴史
[編集]開設当初は調布駅より分岐した路線の終着駅であり、駅構造も頭端式ホームとなっていた。多摩川で採れる砂利の鉄道貨物輸送が主な目的であったが、1927年(昭和2年)に京王閣が開業してからは多くの行楽客に利用された。京王閣閉鎖後、跡地は京王閣競輪場となり、最寄駅として機能している。相模原線が京王よみうりランド駅まで延伸した後は中間駅となった。
駅開設当時の駅名「多摩川原駅」は、この駅が多摩川砂利輸送を目的としたことから名付けられた。現在の「京王多摩川駅」は、駅所在地付近に「多摩川」が流れていることと、当時の東京横浜電鉄(現・東急電鉄)東横線多摩川園前駅(後の多摩川園駅)の旧名称が「多摩川駅」であったため、「京王」と冠されたことによるものである。なお、多摩川園前駅(後の多摩川園駅)は2000年(平成12年)に多摩川駅の名称に再び戻された。
年表
[編集]- 1916年(大正5年)6月1日:京王電気軌道(現・京王電鉄)の多摩川原駅(たまがわらえき)として開設。
- 1937年(昭和12年)5月1日:京王多摩川駅へ改称。
- 1944年(昭和19年)5月31日:東京急行電鉄(大東急。現・東急電鉄)が京王電気軌道を吸収合併し、同社京王線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日:東急から京王帝都電鉄が分離され、同社の駅となる
- 1968年(昭和43年)12月21日:高架駅化。
- 1971年(昭和46年)4月1日:相模原線当駅 - 京王よみうりランド駅間の延伸に伴い、途中駅となる。
- 2020年(令和2年)2月14日:列車接近メロディを『Shall we dance?』に変更[1]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅。改札口は通常北側のみ営業しているが、京王閣競輪開催時と調布市花火大会開催時には南側の臨時改札口[注釈 1]も営業する。各ホームには北側改札と連絡するエレベーターと待合室を設置している。売店「A LoT」は改札部にあったが、平成31年2月限りで閉店した。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 相模原線 | 下り | 京王よみうりランド・京王多摩センター・橋本方面 |
2 | 上り | 調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
-
駅南側にある臨時口(2007年10月12日)。京王閣競輪や調布市花火大会開催時に営業する。
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臨時口から見る駅構内(2007年10月12日)
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ホーム(2016年10月16日)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は14,562人である[京王 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[** 2] |
1日平均 乗車人員[** 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1955年(昭和30年) | 6,866 | ||
1960年(昭和35年) | 9,206 | ||
1965年(昭和40年) | 13,935 | ||
1970年(昭和45年) | 14,690 | ||
[注釈 2]1971年(昭和46年) | 14,689 | ||
1975年(昭和50年) | 15,575 | ||
1980年(昭和55年) | 16,769 | ||
1985年(昭和60年) | 15,369 | 8,638 | |
1990年(平成 | 2年)17,892 | 9,455 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)18,144 | 9,607 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)9,468 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)8,877 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)8,600 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)16,489 | 8,473 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)8,299 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)16,047 | 8,295 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 16,368 | 8,425 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 16,124 | 8,164 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 16,537 | 8,370 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 16,623 | 8,392 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 16,672 | 8,444 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 16,328 | 8,180 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 16,586 | 8,301 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 16,160 | 8,222 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 15,768 | 8,167 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 16,363 | 8,399 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 16,298 | 8,315 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 16,236 | 8,274 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 16,108 | 8,156 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 15,887 | 8,022 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 16,430 | 8,310 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 16,744 | 8,455 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 16,937 | 8,537 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 17,404 | 8,749 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 17,594 | 8,852 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 17,686 | 8,896 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 17,701 | 8,882 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 17,021 | 8,508 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)12,409 | 6,241 | [* 31] |
2021年(令和 | 3年)[京王 2]12,915 | 6,372 | [* 32] |
2022年(令和 | 4年)[京王 3]13,949 | ||
2023年(令和 | 5年)[京王 1]14,562 |
駅周辺
[編集]駅から南に行くと多摩川の土手に出る。東には桜堤通りがあり、調布市染地まで約1kmの桜並木が続く。駅真下を交差して流れる府中用水を跨ぐ形で、駅東側の高架線沿いには競輪場への来場者を対象にした飲食店が立地する。
商業施設の多い調布駅に近いことから、当駅周辺には大型商業施設は少ない。2000年代に入ってから駅周辺にマンションが数多く建設されている。2024年7月以降、京王電鉄が駅周辺の市街地再開発に着手しており、駅もホームドア設置など改良工事を予定している[2]。
駅東側
[編集]駅西側
[編集]- 京王閣競輪場(東京オーヴァル)
- 調布市郷土博物館
- 医療法人社団桐光会 調布病院
- 京王キッズプラッツ多摩川
- 双葉保育園
- 下石原地域福祉センター
- 調布市立多摩川児童館
- 調布市立富士見台小学校
- 調布市立多摩川小学校
- 東宝調布スポーツパーク:多摩川2丁目
- 鹿島建設技術研究所西調布実験場:多摩川1丁目
- ホッピービバレッジ工場:多摩川1丁目
- 鶴川街道
高架下
[編集]過去に所在した施設など
[編集]駅東側
[編集]- 日本サイクリストセンター:小島町3
- 京王遊園:多摩川5、多摩川7
- 日活芸術学院:染地2
- 菅の渡し:多摩川5
駅西側
[編集]- 京王フローラルガーデンANGE(旧・京王百花苑):多摩川4
バス路線
[編集]「京王多摩川駅」(調布市ミニバス)
「調布南高校前」(調布市ミニバス・京王バス)
隣の駅
[編集]LED式車内案内表示器に表示される次駅案内では、『京王多摩川 京王フローラルガーデン「アンジェ」下車駅』と表示される。LCD式表示器搭載車や、東京都交通局所有の都営地下鉄新宿線車両の場合、この表示はされない。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ "2月14日(金)始発から布田駅・京王多摩川駅の列車接近メロディーが映画の主題歌に変わります! 〜記念イベントでは映画監督周防正行氏と作曲家周防義和氏によるトークショー実施〜" (PDF) (Press release). 京王電鉄 / 調布市. 6 February 2020. 2020年2月27日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年4月11日閲覧。
- ^ ~多世代が集う「住み継がれる、暮らし継がれる街」を目指して~京王多摩川駅周辺地区土地区画整理事業 基盤整備工事 2024年7月着工 京王電鉄(2024年6月28日)
- 統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- ^ 東京都統計年鑑(令和2年)
- ^ 東京都統計年鑑(令和3年)
- 京王電鉄の1日平均利用客数
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 京王電鉄 京王多摩川駅
- 『京王電気軌道株式会社三十年史』 - 国立国会図書館デジタルコレクション 第二次世界大戦前の当駅写真