出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多芸荘(たきのしょう)は、平安時代または鎌倉時代~室町時代にかけて美濃国にあった荘園。皇室領。多岐荘・多記荘とも。
美濃国多芸郡。現在の岐阜県養老町北部と大垣市の一部。
貞観14年(872年)に140町。ただし、後世と同じ多芸荘かどうかは不明。
不明。
貞観寺→鎌倉幕府(源頼朝→纐纈盛安(半領統治))→皇室(八条院→後宇多上皇ら)
室町時代には土岐氏・明智氏・佐々木氏・島田氏らか地頭となって勢力を増し、15世紀末に斎藤氏が地頭になる頃には接収された。