夏の惑星
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『夏の惑星』 | ||||
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T-SQUARE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 一口坂スタジオ | |||
ジャンル | フュージョン | |||
レーベル | ソニー・レコード | |||
プロデュース | 青木幹夫 | |||
T-SQUARE アルバム 年表 | ||||
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『夏の惑星』(なつのわくせい)は、T-SQUARE19枚目のアルバム。
解説
[編集]スクェア19枚目のアルバム。全8曲入。
夏をテーマに制作され、初期から『R・E・S・O・R・T』の頃に近い爽快感のある内容になっている。
3曲目「夏の蜃気楼」イントロ部のコーラスはサックス奏者の本田雅人による。本田のワークは山下達郎に影響されたものである。
4曲目「NO MORE TEARS」は和泉宏隆に作曲法を師事した則竹裕之による初作曲。
6曲目「BAD MOON」は本田が得意とするテクニカルナンバーで、演奏者全員に16分刻みの正確なビート感を終始要求し、さらにポリリズムと転調を多用するなど、「MEGALITH」と並び、スクェア史上最も難曲とされる1曲。本田は本曲に先駆け、より難度の高い姉妹曲「Good Moon」を前々作『IMPRESSIVE』のため作曲したが、こちらはあまりにも難しすぎると採用されず、発表は2000年発表のソロアルバム『Real-Fusion』まで持ち越される。本田は「MEGALITH」「BAD MOON」を気に入り、退団後も様々なリーダーバンドで演奏している。
8曲目「SWEET SORROW」は高い評価を得ており、最近[いつから?]からは多くの女性が睡眠時に使うことが多くなっている[要出典]。NHKFMでも活用することがある。
「BAD MOON」と「SWEET SORROW」はTVQ九州放送のオープニング、クロージングのBGMに採用。
収録曲
[編集]- 夜明けのビーナス - 安藤まさひろ作曲
- COPACABANA - 安藤まさひろ作曲
- 夏の蜃気楼 - 本田雅人作曲
- NO MORE TEARS - 則竹裕之作曲
- SEASON - 安藤まさひろ作曲
- BAD MOON - 本田雅人作曲
- SENTIMENTAL REASON - 安藤まさひろ作曲
- SWEET SORROW - 和泉宏隆作曲
ブラス編曲は本田雅人、ストリングス編曲は奥慶一。
ミュージシャン
[編集]- T-SQUARE
- 安藤まさひろ - Electric Guitar, Acoustic Guitar and Computer Programming
- 和泉宏隆 - Piano, Keyboards and Synthesizer Programming
- 則竹裕之 - Drums, Percussion and Computer Programming
- 須藤満 - 5Strings and 6Strings Fretless Bass
- 本田雅人 - All Woodwinds and Brass Instruments, Ewi, Voice, Keyboards and Computer Programming
- Additional Musicians
チャート成績
[編集]- 日本ゴールドディスク大賞 第9回(1994年度) アルバム賞・ジャズ部門(邦楽)[1]
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- Sony Music Shop『夏の惑星』CD - ウェイバックマシン(2004年9月29日アーカイブ分)