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壁ノ花団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

壁ノ花団(かべのはなだん)は、日本演劇ユニット。2004年結成。京都府を拠点に活動している。[1][2]

概要

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  • 2004年、劇団MONOに所属する水沼健が、自身の作品を発表する演劇ユニットとして結成する [1]
  • 2005年、第1回公演作品「壁ノ花団」が第12回 OMS戯曲賞 大賞を受賞する [3]
  • 2008年「アルカリ」が十三夜会 奨励賞を受賞する [1]
  • 2011年「ヤングフォーエバー」が佐藤佐吉賞で優秀演出賞などを受賞する [4]
  • 2013年「ニューヘアスタイルグッド」が第57回 岸田國士戯曲賞 最終候補作に選考される [5]

別の演劇ユニット「羊団」で活動していた時、アトリエ劇研 演劇祭に別の形で参加してほしいと言われ、公演タイトル名をそのままユニット名にする[6]

各作品毎に、出演者を集める形で公演を行っている。主な出演者として、「羊団」でも仲間であった金替康博・内田淳子や劇団衛星のF.ジャパン、水沼が教授を務める近畿大学出身者が多い。

劇団員

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主な出演者

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  • 谷弘恵
  • 蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)
  • 西野千雅子
  • 広田ゆうみ(小さなもうひとつの場所)
  • 福井菜月(ウミ下着)
  • 森井めぐみ(悪い芝居)
  • 山口茜

公演

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[7][8]

# タイトル 会場
1 壁ノ花団 2004年 アトリエ劇研
2 たまごの大きさ 2006年 精華小劇場、愛知県芸術劇場 小ホール
3 悪霊 2007年 アトリエ劇研、こまばアゴラ劇場
4 アルカリ 2008年
5 フォーエバーヤング 2011年 HEP HALL
6 ヤングフォーエバー [9] 2011年 ぽんプラザホール王子小劇場
7 ニューヘアスタイルイズグッド 2012年 元・立誠小学校 講堂
8 ザサン [10] 2013年
9 そよそよ族の叛乱(作:別役実 2014年 AI・HALL
10 サイドカー 2015年 元・立誠小学校 講堂
11 水いらずの星(作:松田正隆[11] 2016年 こまばアゴラ劇場、AI・HALL
12 ウィークエンダー [12] 2017年 オーバルシアター
13 ニューヘアスタイルイズグッド [13][14] 2018年 近畿大学 11月ホール 大ホール
すみだパークスタジオ倉
14 スマイリースマイル [15] 2019年 THEATRE E9 KYOTO

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 壁ノ花団とは”. 壁ノ花団. 2019年10月17日閲覧。
  2. ^ 壁ノ花団 劇団情報”. CoRich舞台芸術!. 2019年10月17日閲覧。
  3. ^ OMS戯曲賞 これまでの受賞作”. 大阪ガス. 2019年10月17日閲覧。
  4. ^ 2011年度佐藤佐吉賞”. 王子小劇場. 2019年10月17日閲覧。
  5. ^ 第57回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定”. 白水社. 2019年10月17日閲覧。
  6. ^ 水沼健『水沼健が語る壁ノ花団と新作『アルカリ』』(インタビュー)、ステージウェブ、2009年3月8日http://www.stageweb.com/2009/03/post-102.html2019年10月17日閲覧 
  7. ^ これまでの公演”. 壁ノ花団. 2019年10月17日閲覧。
  8. ^ 壁ノ花団 公演情報 検索結果”. CoRich舞台芸術!. 2019年10月17日閲覧。
  9. ^ “壁ノ花団 第六回公演「ヤングフォーエバー」”. 劇ナビFUKUOKA (シアターネットプロジェクト). (2011年9月8日). http://gekinavi.jp/geki_news/2011/09/post-87.html 2019年10月17日閲覧。 
  10. ^ 年齢を重ねた少年達の終わらない青春演劇、壁ノ花団の新作公演『ザサン』”. CINRA.NET (2013年9月3日). 2019年10月17日閲覧。
  11. ^ “松田正隆の二人芝居「水いらずの星」壁ノ花団が復刻”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年6月22日). https://natalie.mu/stage/news/191818 2019年10月17日閲覧。 
  12. ^ “壁ノ花団・水沼健が「ウィークエンドについて語るときがぼくにもようやく来た」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年9月4日). https://natalie.mu/stage/news/247018 2019年10月17日閲覧。 
  13. ^ “かつての教え子が作品分析、関西の小劇団”. Lmaga.jp (京阪神エルマガジン社). (2018年10月14日). https://www.lmaga.jp/news/2018/10/50194/ 2019年10月17日閲覧。 
  14. ^ “壁ノ花団「ニューヘアスタイル〜」東京へ、水沼健「新たな空間との戦い」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年10月20日). https://natalie.mu/stage/news/304580 2019年10月17日閲覧。 
  15. ^ “壁ノ花団「スマイリースマイル」三間四方で見せる死者にまつわる記憶の話”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年9月27日). https://natalie.mu/stage/news/349223 2019年10月17日閲覧。 

外部リンク

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