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増山歌子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
増山 歌子
出生名 木下 歌子
生誕 1946年????
出身地 日本の旗 日本 東京都渋谷区
学歴 桐朋学園大学音楽学部ピアノ
ミュンヘン国立大学
洗足学園音楽大学
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
音楽教育者
担当楽器 ピアノ

増山 歌子(ますやま うたこ、1946年[1] - )は、日本ピアニスト音楽教育者。旧姓:木下(きのした)。木下保の三女。

経歴

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桐朋女子高等学校音楽科卒[2]。第16回(1962年)全国学生音楽コンクールピアノ部門高等学校の部第1位受賞[2][3]桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業[4]後、ソルフェージュ部会に所属。ミュンヘン国立大学留学後、洗足学園音楽大学マスタークラス修了

大島正泰小林仁ローズル・シュミットマックス・エッガーに師事[3]

桐朋学園にてソルフェージュ講師、洗足学園にてピアノ講師を務める[4]。門下生には、大竹香苗[5]などがいる。

1974年(昭和49年)のデビューリサイタル後リサイタル4回、東京交響楽団との共演の他、歌曲合唱伴奏を行う。特に信時潔山田耕筰髙田三郎平井康三郎團伊玖磨等の邦人作品を数多く演奏している[4]慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団日本女子大学合唱団、聖心女子大学グリークラブの演奏会でもピアニストを数多く務めている。また、1974年(昭和49年)6月には日立交響楽団第39回定期演奏会でベートーヴェンピアノ協奏曲第3番のソリストを務める。1981年(昭和56年)- 1983年(昭和58年)坂上昌子連続独唱会「やまとことばを美しく・信時潔歌曲の夕べ」に出演[3]。他にも、邦人作品に限らず、ソロのピアニストとしても各種演奏会に出演している。

現在、洋楽文化史研究会会員[4]。木下記念スタジオの主宰として、邦人作品のサロンコンサートを行っている[3]。また、木下記念歌曲研究会代表を務める長姉の坂上昌子と共同で、木下保の提唱した“やまとことば”の伝達・普及に努めている[4]

ディスコグラフィー

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  • 木下保指導による 混声合唱曲集 沙羅 東京放送合唱団 木下歌子:ピアノ フォンテック
  • 木下保の藝術 高田三郎、信時潔合唱作品集- 木下保:指揮/木下歌子:ピアノほか[6]
  • 合唱名曲コレクション11 木下保:指揮/木下歌子:ピアノほか EMIミュージックジャパン[7]
  • プラノリサイタル : やまとことばを美しく 坂上昌子:ソプラノ 増山歌子:ピアノ[1]

脚注

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  1. ^ a b 増山 歌子”. Webcat Plus. 2020年2月16日閲覧。
  2. ^ a b 入賞者一覧”. 全日本学生音楽コンクール. 2020年2月16日閲覧。
  3. ^ a b c d 木下保指導による 混声合唱曲集 沙羅 東京放送合唱団 フォンテック ライナーノーツ
  4. ^ a b c d e プラノリサイタル : やまとことばを美しく ライナーノーツ
  5. ^ 指導者プロフィール”. ゆめかなえ♪江南 ピアノ教室. 2020年2月16日閲覧。
  6. ^ 木下保の藝術 -高田三郎、信時潔合唱作品集-”. BOOK・OFF Online. 2020年2月16日閲覧。
  7. ^ 合唱名曲コレクション(11)”. Amazon. 2020年2月16日閲覧。

外部リンク

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