塩津温泉
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塩津温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 愛知県北設楽郡設楽町清崎 |
座標 | 北緯35度04分32.9秒 東経137度34分33.5秒 / 北緯35.075806度 東経137.575972度座標: 北緯35度04分32.9秒 東経137度34分33.5秒 / 北緯35.075806度 東経137.575972度 |
交通 | JR飯田線 本長篠駅下車から豊鉄バス「田口」バス停下車・タクシー乗り換え。 |
泉質 | 重曹泉:ナトリウム(炭酸水素塩・塩化物泉)。 |
泉温(摂氏) | 13.1 °C |
宿泊施設数 | 2 |
外部リンク | 秀山荘、芳泉荘 |
塩津温泉(しおつおんせん)は、愛知県北設楽郡設楽町清崎にある温泉。
泉質
[編集]温泉街
[編集]寒狭川の支流である野々瀬川(塩津川)に沿って2軒の旅館が存在する。山間の集落にあり、付近には山稜上を東海自然歩道が通過する鞍掛山、岩古谷山などがある。これらの山への登山の拠点宿として用いられることも多い。アユ・アマゴの渓流釣りや紅葉が楽しめる。
歴史
[編集]古くから湯治場として利用されてきたが、その起源は不明である。昭和2年(1927年)に一軒宿「秀山荘」が営業を開始し、主に林業従事者、農閑期の農民の湯治客を相手としてきた。第二次世界大戦後、新たに数軒の旅館が増え、客層も湯治客から観光客に変化していった[2]。愛知県道433号和市清崎線沿いに設置された「塩津温泉郷」の看板には、4軒の旅館名と電話番号が記されているが、2018年現在は「秀山荘」「芳泉荘」の2軒が営業している[3]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 泉質の出典は秀山荘ウェブサイト。
- ^ 『名古屋近郊 いで湯の旅』p.96-97。
- ^ 『郷土資料辞典』では3軒、『愛知百科事典』では4軒と記載。平成期(21世紀に入ってから)に1軒が営業を終了している。
- ^ 『名古屋近郊 いで湯の旅』p.97では「豊鉄バス、清崎バス停下車、徒歩50分」。このルートは2018年現在、愛知県道433号和市清崎線の道路改築工事や、平成30年台風第24号の被害(路肩決壊)のため通行止めで、迂回路を辿ると所要時間がさらに増える。参考「愛知県新城設楽建設事務所管内道路情報(pdfファイル)」。
参考文献
[編集]- 与呉日出夫『名古屋近郊 いで湯の山旅』七賢出版、1995年 ISBN 4-88304-276-6
- 中日新聞開発局 編『愛知百科事典』中日新聞本社、1976年
- 『郷土資料辞典 愛知県・観光と旅 改訂版』〈県別シリーズ21〉人文社、1974年