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塩嶺カントリークラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
塩嶺カントリークラブ
Enrei Country Club
塩嶺カントリークラブ
塩嶺カントリークラブの空中写真。
2011年9月7日撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
長野県塩尻市大字北小野4956番地
座標: 北緯36度4分10.92秒 東経138度0分30.63秒 / 北緯36.0697000度 東経138.0085083度 / 36.0697000; 138.0085083
概要
開業 1973年昭和48年)5月1日
運営 メンバーシップコース
設計 上田 治
運営者 信州塩嶺高原カントリー 株式会社
コース

しらかばコース りんどうコース
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 380 1 4 360
2 4 398 2 4 412
3 5 583 3 5 545
4 3 166 4 3 216
5 4 351 5 4 399
6 4 375 6 3 144
7 3 209 7 4 405
8 5 542 8 5 523
9 4 405 9 4 449
36 3409 36 3453
すずらんコース

HOLE PAR YARD
1 4 387
2 3 173
3 5 544
4 4 393
5 4 332
6 3 193
7 4 345
8 4 392
9 5 554
36 3313
その他
公式サイト 塩嶺カントリークラブ
テンプレートを表示

塩嶺カントリークラブ(えんれいカントリークラブ)は、長野県塩尻市にあるゴルフ場である。

概要

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山田正治は大学卒業後の1962年昭和37年)、名古屋市中区の親から受け継いだ土地80坪に貸しビルを建設した[1]。その貸しビルの近くに、長野県出身の株式会社CBCテレビ関係者で中日クラウンズトーナメント担当者の呉藤縁がいた[1]。呉藤縁が山田正治に、別荘地開発の計画があるが「一口乗らないか」、ゴルフ場も造る計画だと誘ってきた。開発用地は、塩尻岡谷に近い標高1000メートル程の塩嶺高原にある、雄大な景観の約45万坪の土地だった[1]

1970年(昭和45年)6月11日、新たなゴルフ場の建設に向け経営母体「信州塩嶺高原開発株式会社」を設立、山田正治が社長に就任した[1]。開発用地の45万坪は、30パーセントは市有地で借地契約し、30パーセントは別荘地に、残りの30パーセントは買収した[1]

1971年(昭和46年)3月29日、ゴルフ場のコース設計を上田治に依頼、造成工事を着工した[1]1972年(昭和47年)1月21日、ゴルフ場経営を信州塩嶺高原開発株式会社から分離し、「信州塩嶺高原カントリー株式会社」を設立、呉藤緑が代表に就任した[1]

1973年(昭和48年)5月1日、しらかばコースとりんどうコースの18ホール7,023ヤード、パー72規模のゴルフ場が完成、開場された[1]。その後、1977年(昭和52年)7月10日、増設のすずらんコース9ホール、3,250ヤード、パー36が完成、合計27ホール規模のゴルフ場が完成した[1]。海抜1000メートルの高原のフェアウェイからは、日本アルプスの山々が一望できる[1]

所在地

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〒399-0651 長野県塩尻市大字北小野4956番地

コース情報

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  • 開場日 - 1973年5月1日
  • 設計者 - 上田 治
  • 面積 - 1,450,000m2(約43.8万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 27ホールズ、パー108、10,175ヤード、コースレート、しらかば・りんどうコース72.5、りんどう・すずらんコース71.7、すずらん・しらかばコース71.5
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 1グリーン、ベント
  • ハザード ^ バンカー90、池が絡むホール6
  • ラウンドスタイル - キャディ・セルフ選択可、全組乗用カート1組4名、状況によりツーサム可
  • 練習場 - 14打席270ヤード
  • 休場日 - 無休(12月下旬 - 3月上旬まで冬期間クローズ)[2][3]

ギャラリー

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  • コース - [4]
  • ハウス - [5]

交通アクセス

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鉄道(JR東日本

道路

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日本アルプスを一望できる雄大な信州の景観を見て青年社長はコースと別荘開発を決断」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月25日閲覧
  2. ^ 塩嶺カントリークラブ”. ゴルフダイジェスト. 2021年4月25日閲覧。
  3. ^ 塩嶺カントリークラブ”. ゴルフホットライン. 2021年4月25日閲覧。
  4. ^ コースレイアウト”. 塩嶺カントリークラブ. 2021年4月25日閲覧。
  5. ^ 施設案内”. 塩嶺カントリークラブ. 2021年4月25日閲覧。
  6. ^ a b アクセス”. 塩嶺カントリークラブ. 2021年4月25日閲覧。

関連文献

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  • 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「塩嶺カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年4月25日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日本アルプスを一望できる雄大な信州の景観を見て青年社長はコースと別荘開発を決断」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月25日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント』、「クローズアップ21(その209)ゴルフ場を地域にとって身近な存在に 塩嶺カントリークラブ 市や公益法人と連動し、若年層を取り込む様々なプランを実施」、東京 一季出版、2018年6月、2021年4月25日閲覧

関連項目

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外部リンク

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