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塩崎弘明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

塩崎 弘明(しおざき ひろあき、1941年-[1])は日本の歴史学者。専門は西洋文化史、国際関係論[1]

長崎純心大学人文学部長、副学長。同名誉教授[2][3]

上智大学出身[4]

評価

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原朗によれば、塩崎は第二次世界大戦期の行政史に詳しい[5]

森山優によれば、1984年の『日英米戦争の岐路』など塩崎の一連の太平洋戦争に至る日・英・米の過程の研究は「研究史に新たな地平を開拓した」[6]

石井修は塩崎の著書『日本と国際連合』の書評で、「筆者の長年の研究の蓄積と豊かな学殖に裏打ちされた大変な労作」と述べた[7]

著書

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  • 『日英米戦争の岐路 太平洋の宥和をめぐる政戦略』山川出版社、1984年
  • 『国際新秩序を求めて RIIA,CFR,IPRの系譜と両大戦間の連係関係』九州大学出版会、1998年
  • 『国内新体制を求めて 両大戦後にわたる革新運動・思想の軌跡』九州大学出版会、1998年
  • 『両大戦間のデトロイト教区とカウグリン問題』長崎純心大学比較文化研究所、2000年
  • 『日本と国際連合』吉川弘文館、2005年

出典

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  1. ^ a b 日外アソシエーツ『日本著者名・人名典拠録』、「しおざき・ひろあき」
  2. ^ 長崎純心大に初の名誉教授 片岡前学長ら4人
  3. ^ https://www.n-junshin.ac.jp/official/wp-content/uploads/2021/12/202112_junshin_alumni_association-no36.pdf
  4. ^ https://researchmap.jp/read0177055
  5. ^ KAKEN — 研究課題をさがす | 1986 年度 実績報告書 (KAKENHI-PROJECT-61450078)
  6. ^ 森山優「海軍中堅層と日米交渉--軍務二課の構想を中心に」、九州史学 (99) 所収
  7. ^ 日本歴史 (702);2006・11

外部リンク

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