コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

塚田晃平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
塚田 晃平
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都目黒区
生年月日 (1989-08-24) 1989年8月24日(35歳)
身長
体重
190 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 育成選手ドラフト3位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
派遣歴

塚田 晃平(つかだ こうへい、1989年8月24日 - )は、東京都目黒区出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。NPBでは育成選手であった。

経歴

[編集]

目黒区立第二中学校時代は、目黒ピータースに所属。

早稲田実業高時代は、2年時春の第78回選抜高等学校野球大会と、夏の第88回全国高等学校野球選手権大会に1学年先輩の斎藤佑樹の控え投手として甲子園に出場。春は関西高戦の引き分け再試合で先発を任され2回を無安打無失点に抑えた。夏は初戦の鶴崎工業高戦で大量得点差のついた9回裏にリリーフ登板するも制球が定まらず2者連続で四球を与え降板した。
3年時の夏は、初登板となった西東京予選3回戦の堀越高戦で初回にライト場外への満塁本塁打を被弾し降板、チームも6-9で敗退した。

高校卒業後は、東京六大学野球連盟に加盟する早稲田大学に進学。3年間は、層の厚い投手陣の中で登板機会が無かった。4年時の春、開幕カードの東京大学戦で延長10回から5番手としてリーグ戦初登板を果たした。

2011年10月27日、プロ野球ドラフト会議広島東洋カープから育成3位指名を受けた。

2013年四国アイランドリーグplus高知ファイティングドッグスに派遣されたが[1]、2013年にリーグに所属していた全選手(途中退団を含む)の中でワースト2位となる防御率7.56を記録。チームも通年を通して最下位に沈むなど、不本意な成績でシーズンを終えた。10月1日には球団から戦力外通告を受けた[2]10月31日、自由契約公示された[3]

2014年は、アメリカ独立リーグ・アメリカン・アソシエーションスーシティ・エクスプローラーズでプレー。

2015年には、2月14日ロッテ浦和球場ベースボール・チャレンジ・リーグの合同トライアウトを受験。同日のドラフト会議で新潟アルビレックス・ベースボール・クラブから1巡目で指名された[4]。入団後は、リーグ戦21試合に登板。2勝3敗3セーブ、防御率4.70という成績を残した。なお、11月10日には、シートバッティング形式の12球団合同トライアウト草薙球場)に参加。最初の打者・鵜久森淳志から2人続けて空振り三振を奪うなど、対戦した打者3人全員から奪三振を記録した[5]。しかし、獲得に乗り出す球団はなかったことから、12月4日に現役を引退することが発表された[6]


引退後はトライアウトで声をかけられた元プロ野球選手の新里賢が勤務するソニー生命保険に入社した[7]

プレースタイル・人物

[編集]

192cmの長身から放つ最速147km/hのストレートフォークを武器とする[8]

憧れの選手は、津田恒実[8]。プロ入り後は進撃の巨人と呼ばれている。

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]
  • 一軍公式戦出場なし

独立リーグでの投手成績

[編集]
日本











































2013 高知 7.56 18 0 0 0 0 0 0 25.0 124 36 1 14 17 3 23 21 2 0
2015 新潟 4.70 21 2 3 3 0 0 0 30.2 140 37 4 19 12 0 22 16 3 2
IL:1年 7.56 18 0 0 0 0 0 0 25.0 124 36 1 14 17 3 23 21 2 0
BCL:1年 4.70 21 2 3 3 0 0 0 30.2 140 37 4 19 12 0 22 16 3 2

背番号

[編集]
日本
  • 129 (2012年 - 2013年)
  • 11 (2013年) ※高知ファイティングドッグスでの背番号
  • 66 (2015年)

脚注

[編集]
  1. ^ 広島東洋カープより育成選手派遣のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2013年3月28日)
  2. ^ 来季の選手契約について”. 広島東洋カープ公式サイト (2013年10月1日). 2013年10月3日閲覧。
  3. ^ 2013年度 自由契約選手(育成選手) 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月3日閲覧。
  4. ^ BCリーグドラフトでヤクルト由規の弟・貴規が福島から2位指名 ベースボールキング 2015年2月15日閲覧。
  5. ^ “2015年合同トライアウト速報”. 日刊スポーツ. (2015年11月10日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/1562569.html 
  6. ^ “退団選手のお知らせ”. 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ. (2015年12月4日). http://www.niigata-albirex-bc.jp/news.php/archives/id/2111/ 2015年12月4日閲覧。 
  7. ^ プロ野球トライアウト 生保や警視庁採用担当も来場し熱視線”. NEWSポストセブン. 2021年10月22日閲覧。
  8. ^ a b 広島・育成3位の塚田“炎のストッパー”宣言”. スポーツニッポン (2011年11月5日). 2011年11月10日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]