堂山卓見
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堂山 卓見(どうやま たくみ、1980年 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメ監督。山口県美祢市出身[1]。
来歴・人物
[編集]高校を卒業後、広島市に移り広島大学中退後フリーターとなる。代々木アニメーション学院広島校を2007年3月に卒業後は上京し、アニメーターとしてWishに勤めた。アニメーターとしては動画(後に原画)を担当。所属していたWishが制作協力、監督を宮下新平が務める『しらんぷり』(2012年、若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2012』作品)では演出助手・担当制作を担当した。その後は演出家に転身し、『ちびまる子ちゃん』の絵コンテ・演出を2012年から2017年放送分まで手がける。『シンドバッド 真昼の夜とふしぎの門』(2016年)では演出を担当していたが、監督を務めていた宮下が急逝したことにより、その後の制作を引き継ぎ映画を完成させた[2][3]。
『げんばのじょう -玄蕃之丞-』(2017年、若手アニメーター育成プロジェクト『あにめたまご2017』作品)で初監督を務め[4]、『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』では監督として長編作品を初めて手がける。
参加作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- 2008年
-
- バトルスピリッツ 少年突破バシン(動画)
- あかね色に染まる坂(動画)
- ポルフィの長い旅(動画)
- 2009年
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- ヒゲぴよ(原画)
- メタルファイト ベイブレード(第1・2シーズン、2009年・2010年、原画)
- ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地(動画・原画協力)
- こんにちは アン 〜Before Green Gables(動画)
- FAIRY TAIL(原画)
- ご姉弟物語(原画)
- 2010年
- 2011年
-
- ダンボール戦機(原画)
- 2012年
-
- ちびまる子ちゃん(2012年 - 2017年、絵コンテ・演出)
- おじゃる丸スペシャル 銀河がマロを呼んでいる(原画)
- 2014年
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- アオハライド(演出)
- 2017年
- 2018年
-
- パズドラ(演出)
- ルパン三世 PART5(絵コンテ・演出)
- 転生したらスライムだった件(演出)
- 2020年
-
- アクダマドライブ(演出)
- 2024年
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- うる星やつら(2022年版)(絵コンテ)
劇場アニメ
[編集]- 2008年
- 2009年
- 2012年
-
- しらんぷり(演出助手・担当制作)
- 2015年
- 2016年
-
- シンドバッド 真昼の夜とふしぎの門(絵コンテ・演出)
- 2017年
-
- げんばのじょう -玄蕃之丞-(監督・脚本・絵コンテ)
- 2019年
-
- えいがのおそ松さん(絵コンテ・演出)
- 2022年
-
- 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021(おまけ映像)
- 2023年
-
- 映画ドラえもん のび太と空の理想郷(監督[5]・絵コンテ・ED絵コンテ/演出)
- 2024年
出典
[編集]- ^ “のび太が暮らす街、もしかして…ドラえもん初監督が重ねた故郷の景色”. 朝日新聞デジタル (大室一也). (2023年3月3日) 2023年3月19日閲覧。
- ^ “映画『シンドバッド』ついに完結!完成披露で声優・スタッフが想い語る - シネマトゥディ” (2016年4月26日). 2023年3月19日閲覧。
- ^ “映画『シンドバッド』完成披露試写会より公式レポートが到着! - animate Times”. 2023年3月19日閲覧。
- ^ “あにめたまご2017「げんばのじょう~玄蕃之丞~」堂山監督と古久保Pに訊く "若手アニメーターのためにあえてハードルを上げた"”. アニメ!アニメ! (細川洋平). (2017年3月7日) 2023年3月19日閲覧。
- ^ “「映画ドラえもん」第42弾は空の理想郷へ大冒険、古沢良太が脚本手がける”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年7月6日) 2023年1月14日閲覧。