堀川銀行
表示
堀川銀行(ほりかわぎんこう)は、明治期に愛知県名古屋市で設立された私立銀行。
1894年(明治27年)に、愛知県名古屋市船入町を本店に尾張藩御用達商人であった美濃屋(武山家)によって資本金10万円(払込済2万5千円)で設立。頭取は美濃屋当主の武山勘七。1905年(明治38年)に名古屋銀行(東海銀行の前身の一つ)に営業譲渡したが解散せず、1907年(明治40年)に株主も入れ替わり、知多郡内海町(現南知多町)へ移転し、内海銀行(うつみぎんこう)と改称。
沿革
[編集]- 1894年(明治27年)11月29日:設立
- 1895年(明治28年)2月9日:開業
- 1905年(明治38年)6月1日:名古屋銀行へ営業譲渡
- 1907年(明治40年)1月18日:知多郡内海町へ移転し内海銀行に改称(『銀行総覧』では2月19日改称)
営業譲渡時の店舗等
[編集]- 本店
- 名古屋市船入町1番戸
- 支店(なし)
- 資本金:10万円(全額払込済)
参考文献
[編集]- 東海銀行行史編纂委員編纂 『東海銀行史』 東海銀行、1961年、31-32頁。