堀切峠
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- 山形県鶴岡市と新潟県村上市を結ぶ出羽街道(国道7号の前身)の峠。標高205 m。
- 広島県呉市にある峠。標高約210 m。呉市天応町と呉市焼山町をつないでいる。
- 愛媛県四国中央市(金田町金川 - 新宮町馬立間)にある法皇山脈を越える標高490 mの峠。主要地方道川之江大豊線(県道5号)の旧道。1980年に峠を回避する堀切トンネル(1,259.5 m)が開通し、所要時間が約30分短縮された。前身は土佐藩の参勤交代路であった土佐街道。
- 熊本県人吉市と宮崎県えびの市を結ぶ峠。別名加久藤峠。国道221号の旧道であり未舗装路。1972年に加久藤トンネルが開通するまで使用されていた。標高約820 m。
- 宮崎県宮崎市の青島地区と内海地区間の鵜戸山地(鰐塚山地)を越える峠。国道220号の旧道(宮崎県道377号内海加江田線)。大正期に開通するまでは現在のJR日南線沿いの山道を使用していた。近隣にある道の駅フェニックスとともに宮崎市の観光地のひとつであるが[1]、2008年に峠と道の駅を回避するトンネルが開通したことにより旧道となった。標高約80 m(『宮崎県大百科事典』では61 m)。
- 鹿児島県鹿児島市と南九州市を結ぶ国道225号の峠(川辺峠)の別名。標高約370 m。
- 鹿児島県さつま町と出水市間の紫尾山を越える標高約650 mの峠。国道504号#峠を参照。2018年に峠を回避する北薩横断道路の北薩トンネル(4,850 m)の開通により、所要時間が16分短縮された。
脚注
[編集]- ^ “宮崎の観光名所・堀切峠 絶景の海に刺さる棒の正体とは?”. NHK宮崎WEB特集. 日本放送協会 (2022年5月26日). 2024年2月7日閲覧。 “堀切峠といえば、南国ムード漂うフェニックスの木々と、一面に広がる青い海。宮崎を代表する絶景スポットです。”
参考文献
[編集]- 徳久球雄・三省堂編修所 編『コンサイス日本山名辞典』三省堂、1979年、ISBN 4-385-15402-3。
- 『角川日本地名大辞典 38 : 愛媛県』角川書店、1981年。
- 『角川日本地名大辞典 46 : 鹿児島県』角川書店、1983年。
- 『宮崎県大百科事典』宮崎日日新聞社、1983年。