堀内守
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堀内 守(ほりうち まもる、1932年4月10日 - 2013年7月[1])は、日本の教育学者。名古屋大学名誉教授。
来歴
[編集]長野県小県郡真田町(現上田市)生まれ。長野県上田高等学校、東京大学教育学部卒業。同大学院社会学研究科(教育学)博士課程満期退学。1971年「コメニウス研究」で名古屋大学より教育学博士の学位を取得。1964年旧・東京都立大学講師、1968年名古屋大学教育学部助教授、1980年教授(教育原論)。名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授(社会構造数理)。1996年定年退官、名誉教授、日本福祉大学知多半島総合研究所所長(地域総合研究)。
著書
[編集]- 『コメニウス研究』福村出版 1970
- 『教育者 新しい人間像の発見』日本放送出版協会 NHKブックス 1971
- 『教育思想の歴史』日本放送出版協会 NHK市民大学叢書 1975
- 『文明の岐路に立つ教育』黎明書房 1978
- 『構想力の時代』福村出版 1979
- 『構想力の冒険』黎明書房 黎明選書 1979
- 『原っぱとすみっこ 人間形成空間の構想』黎明書房 黎明選書 1980
- 『黒板の思想』黎明書房 黎明選書 1981
- 『手の宇宙誌』黎明書房 黎明選書 1982
- 『コメニウスとその時代』玉川大学出版部 教育の発見双書 1984
- 『世界子どもの歴史 4 ルネッサンス・宗教改革期』第一法規出版 1984
- 『冒険の心こそ成長の芽』第三文明社 灯台ブックス 1984
- 『教育と笑いの復権』玉川大学出版部 玉川選書 1985
- 『知の喚起力』玉川大学出版部 1985
- 『「叱り効果」と「おだて効果」』講談社 1986
- 『手の人間学』愛知県教育サービスセンター編 第一法規出版東海支社 県民大学叢書 1986
- 『なごや深層ウォッチング 名古屋のヴィジョンとデザイン』黎明書房 1987
- 『幼児の"ふしぎ"な世界』第三文明社 灯台ブックス 1990
- 『知を開く 書物の読み解き方』黎明書房 1996
- 『知の裂け目』中日出版社 2003
- 『カタチをば裁ち直し居候 分ける知・絡む知・束ねる知』中日出版社 2008
共編著
[編集]- 『教育原理 教育演習双書 [新訂版]』共編著 学文社 1978
- 『対談・人間観と教育観』村井実共著 東洋館出版社 1979
- 『芸術と教育 創造の世界へ』編 講談社 人間の教育を考える 1981
- 『教育の哲学』井野正人,斎藤正二共編著 北樹出版 現代哲学選書 1982
- 『教育哲学の諸問題』編 名古屋大学出版会 1986
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.909
参考
[編集]- ISBN 978-4-88519-315-6
- 『現代日本人名録』2002年