埼玉ポーズ
表示
埼玉ポーズ(さいたまポーズ)とは、手をオッケーサインの形にし、胸の前でクロスさせ(どちらの腕が上でもかまわない)、左足を少し前に出すポーズのこと[1]。手は、埼玉県の県鳥である「シラコバト」の羽を表しており、人差し指と親指で作る輪っかは埼玉の「玉」をイメージしている。
埼玉ポーズは、埼玉県のクリエイティブ・エージェンシー「天下茶夜」の鷺谷政明が2014年に制作した、ロック・バンド6才児の動画『そうだ埼玉』[2]の振り付けとして作られたポーズである。埼玉ポーズの生みの親は振付師のダンサーMaki(マキ)[3]。
『そうだ埼玉』制作時に、各参加企業と記念写真を撮る時の決めポーズとして使用されていた[3]。
埼玉県にゆかりのある有名人や、埼玉県内の市長らも埼玉ポーズを披露しており、2015年、埼玉県内の女子中高生の間で埼玉ポーズが流行していることがメディアに取り上げられると、イベントやライブで埼玉県に来るミュージシャンやタレントらも埼玉ポーズを披露するようになった[3]。
2015年Google都道府県別検索ランキングでは、「地震」「県知事選挙」に続き「埼玉ポーズ」が3位にランクインした。(4位「翔んで埼玉」5位「国際マラソン」)
2019年2月22日に全国公開された、東京で迫害される埼玉県民の戦いを描いた東映のコメディ映画「翔んで埼玉」では、劇中で埼玉解放戦線の団結を示すポーズとして多くの人物が多用する[4][5]。
出典
[編集]- ^ 「埼玉ポーズ」で脱ダサイタマ 芸能人にも拡散 仕掛け人の野望とは
- ^ 先事新聞 vol.35「新・地元愛」が、これからの地方を元気にする!?
- ^ a b c 鷺谷政明『なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか?』徳間書店、2018年、ISBN 978-4198647261、47-81頁。
- ^ “映画「翔んで埼玉」予告篇”. 東映. 「翔んで埼玉」公式サイト. 2019年2月22日閲覧。
- ^ “映画「翔んで埼玉」きょう公開 埼玉出身・ブラザートムさん&島崎遥香さん対談 存分にイジってほしい県民”. 埼玉新聞. 2019年3月4日閲覧。