型
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型(かた)
- 個々のもの形を生ずるもととなるもの[1]。
- 伝統や習慣として決まった形式[1]→伝統、習慣
- 武道・伝統芸能・スポーツなどで規範となる方式[1]。名人などによって生み出された技法や表現形式といえる[2]。「機械・工業製品の"型"とは違い、カタに嵌ったものではないし、そうであってはならない」という意味で形と書くことも多い。「規範動作」
- ものを類に分けた時(つまり分類した時)それぞれの類の特質をよく表したもの[1]。典型。タイプ →典型、タイプ
- 決まった大きさ[1]。決められた大きさ・サイズ。規格サイズ。
- コンピュータで扱うデータの決められた形式・種類(整数型、浮動小数点型、文字型、集合型、ポインタ型 等)→データ型
- 一定の設計理念に基づく製作物・製品の集合、あるいはその設計要項。型の名称は設計者の名が使われることが多い。「式」「風」とも。また、共通点の多い製品群(機械製品・建築物・アパレルなど)。名称は代表的製品の名が使われることが多い。
- 生物学における分類上の位。「琉球列島型」、「縦縞型」、「橙色型」などのように使われる。種及び亜種の下に設置される分類段階。人種や民族はこの分類段階に相当する。類義語に地域個体群や品種などがある。
- 生物学における種の多様性の表現。「色彩多型」や、「季節多型」、「血液型」などが含まれる。「しわ型」、「花紫型」、「遡河回遊型」などのように使われる。この意味での型という表現には2つの異なった定義が存在する。そのほかランダムに発生する変種のことを指す場合もある。varietyの一つと捉えられる。
- 遺伝子型の意味で型という表現が使われることもある。