坂爪圭吾
坂爪 圭吾(さかつめ けいご、1985年(昭和60年) - )は、日本の旅人、作家である。
略歴・人物
[編集]中学時代、授業中に完全自殺マニュアルを読むことで周囲の注目を集めようとし、15歳で不良に憧れたばこを始める[2]。
上京後2年で東京都立大学を中退。
その後コンサルティング会社で働いたが、友人のクラブイベントに参加し、朝まで遊んで語りまくり、そのまま辞表を提出した[3]。
20歳の頃にホストクラブでひと月ほど働いたが、女性がお金にしか見えなくなって辞める。このときの源氏名は聖闘士星矢を好きだったことを思い出したため、「瞬」[4]。
作曲活動を始めるが、椎間板ヘルニアと統合失調症により、半年の寝たきりとなり、さらにジャムパンの食べ過ぎて1月で20キロ太る等の経験を経て[5]、料理イベントgood morning babiesの活動をはじめる[6]。
神楽坂のシェアハウスで男性4人で生活しながらマグロ丼の移動販売を行い、渋谷の東急でイベント店舗を構えたもののその後経営破綻し、家を失った[7]。
その後家賃26500円の教会に住み着くが、信仰心がなかったため、半年後に追い出された[8]。
2013年12月8日、ブログ「いばや通信」を開始。
2014年バレンタインデーに当時交際中の彼女から家を追い出された。なお家を失うのは4回目である[8]。
以降、家がない旅人生活を続けていたが、横浜と熱海に読者から家を与えられ、人々に解放している[9]。
2014年夏、にいがたレポのライター活動を行う[10]。
同年、1日1万アクセス、1記事の累計アクセス数が30万を超え、イケダハヤト、乙武洋匡から連絡がくるなど、知名度が上がる[11]。
その後、日本全国、世界各地を渡り歩きトークイベントなどを行う[12]。
2019年12月、2月に開始したバンドAgapeを解散し、「THE PRESENTS」を結成、2020年1月8日、渋谷『La.mama』でデビューライブ[13]。
音楽をはじめると、ツイッターのフォロワーが皆捨て台詞を残して去っていき、数が激減した[14]。
2020年3月21日、総アクセス数1300万を超えたブログ、「いばや通信」をまとめた書籍『やりたいことをやるために、好きなものを好きだというために、僕らは生まれてきたんだ』を出版[15]。
2021年7月、熱海の家が土砂崩れの災害に合い、家の周囲が泥まみれになり、近くの道は流れた[16]。
2022年1月、他人のやりたいことを一緒にやることで、その他人の過去におさらばするのに同伴する「おさらばダディ」という企画をはじめるが、この企画をはじめたときの坂爪氏の所持金は1万円を切っていた[17]。
著作
[編集]- 『やりたいことをやるためだけに、好きなものを好きだというために、僕らは生まれてきたんだ』KADOKAWA、2020年。ISBN 9784046047670。
脚注
[編集]- ^ 『やりたいことをやるために、好きなものを好きだというために、僕らは生まれてきたんだ』KADOKAWA、2020年3月21日。
- ^ “ロクでもない「私の履歴書」。|坂爪圭吾|note”. note(ノート). 2022年2月11日閲覧。
- ^ 『やりたいことをやるためだけに、好きなものを好きだというために、僕らは生まれてきたんだ』KADOKAWA、2020年3月21日、27頁。
- ^ “純粋なまま、汚れていこう。|坂爪圭吾|note”. note(ノート). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “ロクでもない「私の履歴書」。|坂爪圭吾|note”. note(ノート). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “坂爪圭吾”. over. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “第118弾「盆ジュール」|坂爪圭吾|note”. note(ノート). 2022年2月11日閲覧。
- ^ a b ibaya (1392423120). “家がなくなった経験を通じて獲得した3つの真実について。”. いばや通信. 2022年2月11日閲覧。
- ^ ibaya (1621603285). “バラバラに生きるのは簡単なんだよ。”. いばや通信. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “北陸随一大展望台!長岡市寺泊「西生寺」の展望台からパノラマ日本海を眺めて来ました。”. にいがたレポ (2014年8月28日). 2022年2月11日閲覧。
- ^ ibaya (1419560387). “【永久保存版】素晴らしい出逢いは人生を肯定する。ー 2014年に日本で坂爪圭吾が出逢った半端ない人たち。”. いばや通信. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “『坂爪圭吾さん&のぶきさんトークレポ』”. ぴっころと愉快な仲間たち. 2022年2月11日閲覧。
- ^ ibaya (1575158851). “これが、俺からの贈り物だ。”. いばや通信. 2022年2月11日閲覧。
- ^ 『やりたいことをやるために、好きなものを好きだというために、僕らは生まれてきたんだ』KADOKAWA、2020年3月21日、174頁。
- ^ “やりたいことをやるために、好きなものを好きだと言うために、僕らは生まれてきたんだ。”. KADOKAWAオフィシャルサイト. KADOKAWA. 2022年2月11日閲覧。
- ^ “「土石流」|坂爪圭吾|note”. note(ノート). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “第0話「はじまるよ!おさらばダディの巻」”. note(ノート). 2022年2月11日閲覧。