坂本尚夫
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坂本 尚夫(さかもと たかお、1943年9月14日- )は、秋田県仙北市出身の薬学者[1]。東北大学薬学部教授、東北大学高等教育開発推進センター長、東北大学大学院薬学研究科長[2]、東北大学副学長[1]、国立薬学部長会議議長[3]などを歴任。東北7県(新潟県を含む)の産学官連携を具現化するための組織、インテリジェント・コスモス研究機構の社長を務めている[4]。
経歴
[編集]- 1962年 秋田県立角館高等学校卒業
- 1966年 東北大学医学部薬学科卒業
- 1971年 東北大学 薬学博士 論文の名は「炭素-窒素二重結合を有する化合物とジケテンとの反応」[5]。
- 東北大学薬学部助教授
- 1994年 東北大学薬学部教授[1]
- 1999年 東北大学大学院薬学研究科長・薬学部長[1]
- 2005年 東北大学副学長[1]
- 2007年 東北大学を退職し、同大名誉教授。東北大学大学院薬学研究科客員教授[1]
- 2008年 インテリジェント・コスモス研究機構社長[1]
著書
[編集]共著
[編集]- 山中宏・日野亨・中川昌子・坂本尚夫『ヘテロ環化合物の化学』(1988年4月、講談社)ISBN 978-4061907546
- 山中宏・日野亨・中川昌子・坂本尚夫『新編ヘテロ環化合物 基礎編』(2004年2月26日、講談社)ISBN 978-4061543287
- 山中宏・日野亨・中川昌子・坂本尚夫『新編ヘテロ環化合物 応用編』(2004年2月26日、講談社)ISBN 978-4061543270
- 坂本尚夫・廣谷功『芳香族ヘテロ環化合物の化学-反応性と環合成』(2008年10月30日、講談社)ISBN 978-4061536838
- 坂本尚夫・廣谷功『新編ヘテロ環化合物 展開編』(2010年11月30日、講談社)ISBN 978-4061543331
教育
[編集]月刊薬事2001年1月号で、「大学院重点化後の薬学教育および研究」について書いている。2002年11月、東北大学総長補佐及び同大学教育研究センター長、2005年には教務担当の副学長に就任した[1]。2006年には日本薬学会教育賞を受賞している[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h “第20回定時株主総会ならびに役員人事について” (PDF). インテリジェント・コスモス研究機構 (2008年6月18日). 2012年6月1日閲覧。
- ^ “公益信託西宮機能系基礎医学研究助成基金助成者一覧” (PDF). 日本薬理学会. 2012年6月1日閲覧。
- ^ “薬剤師認証制度の体制整備準備会” (PDF). 薬剤師認定制度認証機構 (2003年10月6日). 2012年6月1日閲覧。
- ^ “会社概要”. インテリジェント・コスモス研究機構. 2012年6月1日閲覧。
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ “【日本薬学会】次々期会頭に長野氏‐薬学会賞等の受賞者も決定”. 薬事日報 (2006年11月24日). 2012年6月1日閲覧。