在韓中国人
在韓中国人 (ざいかんちゅうごくじん、재한 중국인) は、韓国国内に滞在中の中国人[1][2]。
概要
[編集]同じ在韓中華圏出身だが、中国国籍を保有していない華僑、華人とは別の存在[3][4]。
比率から見れば、以下順に多い。
- 在韓朝鮮族 (朝鮮族はで在外同胞ビザを取ることができるため、中華人民共和国国籍で韓国国内で漢民族や他の中国人の少数民族と区別される。また、既存に3世代まで認められていた同胞地位が2019年から直系卑属全体に拡大された。)
- 中華人民共和国国籍の漢民族
- 中華人民共和国国籍の他少数民族
2022年12月基準で84万9804人 (このうち朝鮮族が602,907人)で在韓外国人規模の中で1位[5]。
1992年の中韓国交正常化以降、在韓中国人の増加により2007年8月に100万人、2016年6月に200万人をそれぞれ突破したのに続き、在韓外国人250万人時代が開かれた。この数値は大韓民国全体人口の4.9%に当たる。 通常、学界で外国人の割合が5%を超えると、多文化社会に分類される。2020年は国籍別では中国が110万1782人で43.6%を占める。在韓留学生もの国籍は中国（7万1719人）が1位[6]。
脚注
[編集]- ^ 許燕華「<論文>中国朝鮮族のトランスナショナルな移動生活 : 在韓出稼ぎ女性のライフ・ヒストリーから」『京都社会学年報 : KJS』第19巻、京都大学大学院文学研究科社会学研究室、2011年12月、39-59頁、CRID 1050845760732483840、hdl:2433/192733。
- ^ 金兌恩「韓国の多文化化と中国朝鮮族 : ソウル・大林洞におけるフィールドノート」『応用社会学研究』第60巻、立教大学、2018年3月、227-239頁、CRID 1390853649716527616、doi:10.14992/00016304、ISSN 03876756。
- ^ “[기자들의 시선 ‘자유가 아니면 죽음을’ 재한 중국인들의 시위]” (朝鮮語). 시사IN, 시사인 (2022年12月5日). 2023年12月28日閲覧。
- ^ 金仙花「中国朝鮮族の法的地位について」『人間社会環境研究』第15巻、金沢大学大学院人間社会環境研究科、2008年3月、199-206頁、CRID 1050845760861269632、hdl:2297/9842、ISSN 1342-4416。
- ^ “外国人統計”. 2023年12月29日閲覧。
- ^ 이희용 (2020年2月17日). “국내 체류 외국인 250만명 사상 첫 돌파…6.6%↑” (朝鮮語). 연합뉴스. 2023年12月28日閲覧。