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土肥泰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
土肥 泰
生誕 (1928-09-10) 1928年9月10日
出身地 日本の旗 日本 埼玉県浦和市
死没 1998年11月14日(満70歳没)
学歴 東京芸術大学音楽学部作曲科
東京芸術大学大学院作曲研究科
ジャンル クラシック
職業
担当楽器 ピアノ

土肥 泰(どい ゆたか、1928年9月10日 - 1998年11月14日[1])は、日本作曲家指揮者[2]ピアニスト埼玉大学名誉教授[3]下總皖一團伊玖磨に師事[4]

略歴

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  • 1928年9月 - 埼玉県浦和市で生まれる
  • 1953年3月 - 東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業
  • 1954年3月 - 東京芸術大学大学院作曲研究科を修了
  • 1954年4月 - 埼玉大学教育学部非常勤講師
  • 1965年4月 - 埼玉県音楽家協会会員
  • 1965年5月 - 作曲5人会を設立
  • 1969年4月 - 埼玉大学教育学部助教授
  • 1969年11月 - 詩と音楽の会会員
  • 1972年6月 - ユネスコ日本国内委員会会友
  • 1972年10月 - 全国学芸コンクール審査委員
  • 1972年11月 - 埼玉県社会経済総合調査会研究評議員
  • 1974年4月 - 埼玉大学教育学部教授
  • 1976年4月 - 埼玉県新人演奏会審査委員
  • 1980年4月 - 埼玉県立教員養成所非常勤講師
  • 1982年4月 - 反核意見広告事務局代表よびかけ人、埼玉県県民芸術劇場基本構想検討委員会委員長
  • 1982年6月 - 埼玉大学生活協同組合理事長
  • 1983年5月 - 埼玉県生活協同組合連合会会長
  • 1984年2月 - 日本中国文化交流協会会員
  • 1985年2月 - 埼玉県青少年健全育成審議会会員、埼玉県文化振興基金委員会会員
  • 1985年5月 - 生活協同組合さいたまコープ理事
  • 1987年3月 - 平和のための埼玉の戦争展実行委員長
  • 1987年12月 - 第4回国民文化祭基本構想検討委員会副会長、第4回国民文化祭基本構想策定委員会委員長
  • 1988年4月 - 埼玉県音楽家協会会長、埼玉県新人演奏会審査委員長、埼玉会館主催事業選定委員会委員長
  • 1989年4月 - 埼玉県県民劇場建設専門委員会委員長、埼玉県交響楽団設立検討委員会副委員長
  • 1989年9月 - 第3回全国高齢者大会現地実行委員長
  • 1991年4月 - 埼玉大学附属図書館長[5]
  • 1993年4月 - 埼玉県生活協同組合連合会会長
  • 1994年3月 - 埼玉大学教育学部教授を定年により退官[6]
  • 1994年4月 - 埼玉大学名誉教授になる[3][7]
  • 1998年11月14日 - 多臓器不全のため死去[8]

受賞歴

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  • ワルター・バリリー国際作曲コンクール入賞
  • 日本を素材とする管弦楽作曲コンクール大賞受賞(TBS朝日新聞社主催)
  • 日本を素材とする管弦楽作曲コンクール入賞(TBS、朝日新聞社主催)
  • 下總音楽賞受賞[3]
  • 第2回TBS賞特賞[9]

作曲

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管弦楽・室内楽

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  • 室内協奏曲
  • 交響曲「梵唱変容」[9]
  • 管弦楽曲「秩父旋踊紋」
  • 管弦楽曲「variete pour orchestre」
  • 弦楽四重奏曲「トリフォルメ」
  • 邦楽器によるトリオ
  • 弦楽三章
  • ヴィオラ・ソナタ[3]

舞踊組曲・カンタータ

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  • 舞踊組曲「風と浪と砂と」
  • 舞踊組曲「暗い空間」
  • 舞踊組曲「風」
  • カンタータ「直実」[3]

歌曲

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  • 歌曲「乖離」-アルト独唱と室内楽のための-
  • 歌曲「宮澤章二による三つの詩」
  • 歌曲「五月の歌」
  • 歌曲「バラード」
  • 合唱曲「こはるびより」 作詩:宮澤章二[10][11]
  • 歌曲「野火」 作詩:原三佳[12][13]
  • 歌曲「願い」[3]
  • 『新しい日本の歌 第5集 / 詩と音楽の会編』 音楽之友社 1970年
    • 「けもの道」 作詩:原三佳[14]
  • 『新しい日本の歌 第9集 / 詩と音楽の会編』 音楽之友社 1974年
  • 『新しい日本の歌 15周年記念作品集 / 詩と音楽の会編』 音楽之友社 1982年
    • 「バラード : 樹海の花」 作詩:五味清花[16][17][18]
  • 『新しい日本の歌 第16集 / 詩と音楽の会編』 音楽之友社 1983年
    • 「凍る三日月」 作詩:名取和彦[19][20]
  • 『新しい日本の歌 第18集 / 詩と音楽の会編 歌曲』 音楽之友社 1985年
    • 「狐 : トルコ細密画より」 作詩:村上博子[21][22]
  • 『新しい日本の歌 第23集 / 詩と音楽の会編 歌曲』 音楽之友社 1990年
    • 「谷間十年」 作詩:槇晧志[23][24]

映画音楽

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  • 映画「沙羅の花の峠」[25][26][27][28][29][30][31][32]
  • 映画「海の兄弟」
  • ドキュメンタリー映画「ミクロンに挑む」
  • ドキュメンタリー映画「新しき鋼板」
  • ドキュメンタリー映画「黒部第4発電所一海外版」
  • ドキュメンタリー映画「330万人の記録」[3]

演劇音楽

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  • 水上勉原作「湖笛」
  • 「乱世に生きる女たち」[3]

放送番組音楽

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  • 川端康成「雪国」
  • ガルシン「信号」
  • 久板栄二郎「火山に生きる」
  • 「物語女性史」
  • 「女性の歩み」
  • 「婦人の窓」
  • 「テレビ聾学校」
  • 「現代の記録」
  • 「現代の映像」
  • 「日本の伝統」[33]
  • 「小さなおくりもの」[34][35]
  • 「名城とふるさとの旅」[3]

校歌・社歌

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執筆

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  • 東京交響楽団機関紙シンフォニー「團伊玖磨との対談」
  • 東京交響楽団機関紙シンフォニー「團伊玖磨の音楽-第4交響曲-」
  • 日中往来懇話会機関紙「中国中央楽団作曲『黄河』」
  • 日中友好音楽祭プログラム「團伊玖磨の『シルク・ロード』」
  • 埼玉新聞「いま文化に求めるもの」
  • 非核浦和通信を発行する会「非核浦和通信」[3]
  • 全音楽譜出版社「こどものためのピアノアルバム:現代日本の作曲家による / 伊達純編 1~6」[71][72][73][74][75][76][77][78]
    • アラベスク
    • ゆりかご
    • 踊り
    • 小トッカータ
    • 4つの練習曲. 2度のために
    • 並行3度
    • 並行5度
    • 交替和音

脚注

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  1. ^ 11月14日(金)土肥 泰忌”. 野村茎一(作曲家) (2014年11月15日). 2015年4月8日閲覧。
  2. ^ これまでの演奏会履歴”. 埼玉第九合唱団. 2020年5月17日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 土肥泰 (どいゆたか 作曲家) -埼玉大学名誉教授-” (PDF). 小菅泰雄(作曲家). 2015年4月8日閲覧。
  4. ^ 細川周平片山杜秀監修『日本の作曲家-近現代音楽人名事典』日外アソシエーツ、2008年、442頁。
  5. ^ SALA会報”. 埼玉県大学・短期大学図書館協議会 (2005年3月31日). 2015年4月8日閲覧。
  6. ^ 西沢昭男・土肥泰教授退官記念”. 埼玉大学教育学部 (1994年). 2015年4月8日閲覧。
  7. ^ 土肥泰教授 人と業績〔含 略歴〕”. 埼玉大学教育学部 (1994年). 2015年4月8日閲覧。
  8. ^ 『現代物故者事典 1997~1999』(日外アソシエーツ、2000年)p.397
  9. ^ a b データベース/DATABASE (邦人作曲家)”. TBS (1962年11月9日). 2015年4月8日閲覧。
  10. ^ 新しい日本の歌 第17集 : 日本の自然をうたう / 詩と音楽の会編 歌曲編”. 東京文化会館 (1984年). 2015年4月8日閲覧。
  11. ^ 新しい日本の歌 第17集 : 日本の自然をうたう / 詩と音楽の会編 女声合唱曲編”. 東京文化会館 (1984年). 2015年4月8日閲覧。
  12. ^ 新しい日本の歌 第21集 / 詩と音楽の会編 歌曲1”. 東京文化会館 (1988年). 2015年4月8日閲覧。
  13. ^ 新しい日本の歌 第21集 / 詩と音楽の会編 歌曲2”. 東京文化会館 (1988年). 2015年4月8日閲覧。
  14. ^ 新しい日本の歌 第5集 / 詩と音楽の会編”. 東京文化会館 (1970年). 2015年4月8日閲覧。
  15. ^ 新しい日本の歌 第9集 / 詩と音楽の会編”. 東京文化会館 (1974年). 2015年4月8日閲覧。
  16. ^ 新しい日本の歌 15周年記念作品集 / 詩と音楽の会編 歌曲編”. 東京文化会館 (1982年). 2015年4月8日閲覧。
  17. ^ 新しい日本の歌 15周年記念作品集 / 詩と音楽の会編 女声合唱曲編”. 東京文化会館 (1982年). 2015年4月8日閲覧。
  18. ^ 新しい日本の歌 15周年記念作品集 / 詩と音楽の会編 混声合唱曲編”. 東京文化会館 (1982年). 2015年4月8日閲覧。
  19. ^ 新しい日本の歌 第16集 / 詩と音楽の会編 1”. 東京文化会館 (1983年). 2015年4月8日閲覧。
  20. ^ 新しい日本の歌 第16集 / 詩と音楽の会編 2”. 東京文化会館 (1983年). 2015年4月8日閲覧。
  21. ^ 新しい日本の歌 第18集 / 詩と音楽の会編 歌曲1”. 東京文化会館 (1985年). 2015年4月8日閲覧。
  22. ^ 新しい日本の歌 第18集 / 詩と音楽の会編 歌曲2”. 東京文化会館 (1985年). 2015年4月8日閲覧。
  23. ^ 新しい日本の歌 第23集 / 詩と音楽の会編 歌曲 1”. 東京文化会館 (1990年). 2015年4月8日閲覧。
  24. ^ 新しい日本の歌 第23集 / 詩と音楽の会編 歌曲 2”. 東京文化会館 (1990年). 2015年4月8日閲覧。
  25. ^ 沙羅の花の峠”. 日活株式会社. 2015年4月8日閲覧。
  26. ^ 沙羅の花の峠”. Movie Walker. 株式会社KADOKAWA. 2015年4月8日閲覧。
  27. ^ 沙羅の花の峠”. KINENOTE. 株式会社キネマ旬報社. 2015年4月8日閲覧。
  28. ^ 沙羅の花の峠”. weblio. 2015年4月8日閲覧。
  29. ^ 沙羅の花の峠”. allcinema. 2015年4月8日閲覧。
  30. ^ 沙羅の花の峠”. 東京国立近代美術館フィルムセンター (2011年3月). 2015年4月8日閲覧。
  31. ^ 沙羅の花の峠”. 東京国立近代美術館フィルムセンター (2011年10月). 2015年4月8日閲覧。
  32. ^ 戦後復活し開花した日活映画”. ラピュタ阿佐ヶ谷. 2015年4月8日閲覧。
  33. ^ "日本の伝統「そば」(30分)". 13 November 1964. NHK. 2015年4月8日閲覧 {{cite episode}}: |series=は必須です。 (説明)
  34. ^ 小さなおくりもの”. 国立国会図書館 (1968年). 2015年4月8日閲覧。
  35. ^ 小さなおくりもの”. 科学映像館. 2015年4月8日閲覧。
  36. ^ 朝霞第三小学校 校歌”. 朝霞市立朝霞第三小学校. 2015年4月8日閲覧。
  37. ^ 学校だより”. 足立区立上沼田小学校. 2015年4月8日閲覧。
  38. ^ 校歌”. 越生町立越生小学校 (2013年4月). 2015年4月8日閲覧。
  39. ^ 校歌”. 神川町立神川中学校. 2016年4月7日閲覧。
  40. ^ 校歌”. 川口市立上青木中学校. 2015年4月8日閲覧。
  41. ^ 学校紹介”. 川口市立神根小学校. 2015年4月8日閲覧。
  42. ^ 校歌”. 川口市立川口高等学校. 2016年4月7日閲覧。
  43. ^ 学校要覧” (PDF). 川口市立小谷場中学校 (2014年5月27日). 2015年4月8日閲覧。
  44. ^ 校歌・校章”. 川口市立在家中学校. 2015年4月8日閲覧。
  45. ^ 芝中央小学校校歌”. 川口市立芝中央小学校. 2015年4月8日閲覧。
  46. ^ 学校沿革”. 川口市立戸塚小学校. 2015年4月8日閲覧。
  47. ^ 校歌・校章”. 川口市立戸塚東小学校. 2015年4月8日閲覧。
  48. ^ 学校紹介”. 川口市立前川東小学校. 2015年9月8日閲覧。
  49. ^ 校歌・校章”. 越谷市立大沢北小学校 (2012年10月1日). 2015年4月8日閲覧。
  50. ^ 大袋中学校について”. 越谷市立大袋中学校 (2013年4月16日). 2015年4月8日閲覧。
  51. ^ 校歌・校章”. 埼玉県立川越南高等学校. 2015年4月8日閲覧。
  52. ^ 沿革”. 埼玉県立坂戸高等学校 同窓会事務局. 2015年4月8日閲覧。
  53. ^ 埼玉県立福岡高等学校校歌”. 埼玉県立図書館 (2013年7月). 2015年4月8日閲覧。
  54. ^ “宮沢章二作詞 福岡高の校歌”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2013年3月16日). http://www.asahi.com/area/saitama/articles/MTW1303161100001.html 2015年4月8日閲覧。 
  55. ^ 埼玉県立吉見高等学校校歌”. 埼玉県立図書館 (2013年1月). 2015年4月8日閲覧。
  56. ^ 校歌と校章”. さいたま市立大久保小学校. 2016年4月7日閲覧。
  57. ^ 校歌”. さいたま市立日進北小学校. 2016年4月7日閲覧。
  58. ^ 校歌”. さいたま市立見沼小学校. 2015年4月8日閲覧。
  59. ^ 平成24年度学校要覧” (PDF). 埼玉大学教育学部附属特別支援学校. 2012年7月1日閲覧。
  60. ^ 校歌”. 志木市立志木第三小学校. 2015年4月8日閲覧。
  61. ^ 校歌”. 戸田市立新曽北小学校 (2014年9月10日). 2015年4月8日閲覧。
  62. ^ 校歌”. 滑川町立福田小学校. 2015年4月8日閲覧。
  63. ^ 新開小学校校歌”. 新座市立新開小学校. 2015年4月8日閲覧。
  64. ^ 学校紹介”. 羽生市立岩瀬小学校. 2015年4月8日閲覧。
  65. ^ 深谷市立本郷小学校”. 深谷市立本郷小学校. 2015年4月8日閲覧。
  66. ^ 校歌”. 本庄市立本庄東小学校. 2015年4月8日閲覧。
  67. ^ 校歌・校章”. 横浜市立梅林小学校. 2015年4月8日閲覧。
  68. ^ 学校紹介”. 吉川市立関小学校. 2015年4月8日閲覧。
  69. ^ 校歌”. 和光市立第五小学校 (2014年8月28日). 2015年4月8日閲覧。
  70. ^ 第6節 新しい人事施策” (PDF). 千葉銀行. 2015年4月8日閲覧。
  71. ^ こどものためのピアノアルバム:現代日本の作曲家による”. CiNii. 2015年4月8日閲覧。
  72. ^ 土肥泰”. Webcat Plus. 2015年4月8日閲覧。
  73. ^ こどものためのピアノアルバム : 現代日本の作曲家による / 伊達純編 1”. 東京文化会館. 2015年4月8日閲覧。
  74. ^ こどものためのピアノアルバム : 現代日本の作曲家による / 伊達純編 2”. 東京文化会館. 2015年4月8日閲覧。
  75. ^ こどものためのピアノアルバム : 現代日本の作曲家による / 伊達純編 3”. 東京文化会館. 2015年4月8日閲覧。
  76. ^ こどものためのピアノアルバム : 現代日本の作曲家による / 伊達純編 4”. 東京文化会館. 2015年4月8日閲覧。
  77. ^ こどものためのピアノアルバム : 現代日本の作曲家による / 伊達純編 5”. 東京文化会館. 2015年4月8日閲覧。
  78. ^ こどものためのピアノアルバム : 現代日本の作曲家による / 伊達純編 6”. 東京文化会館. 2015年4月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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