土橋悦子
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土橋 悦子(どばし えつこ、女性、1948年 - )は、日本の絵本作家。
人物・来歴
[編集]東京都生まれ。千葉県在住。1970年から32年間、船橋市西図書館に児童図書館員として勤務。1988年から約10年間、児童基本図書蔵書目録の作成に携わる[1]。司書として勤務する傍ら、長年にわたる子供たちとの触れ合いといった実体験を活かし、絵本の創作活動を始める[1]。
2002年4月12日付け産経新聞の報道によると、2001年8月に勤務先の図書館において、除籍(廃棄)基準に該当しない「新しい歴史教科書をつくる会」関係者らの著書を独断で大量に不法廃棄していた[2][3]。それと同時期に、逆に自身の著書を図書館経費で大量購入、同図書館に蔵書として大量に所有させていた。
→詳細は「船橋市西図書館蔵書破棄事件」を参照
作品リスト
[編集]絵本・児童書
[編集]- 長新太/絵 『ぬい針だんなとまち針おくさん』 (福音館書店、1999年) ISBN 4-8340-1621-8
- 長谷川直子/作、さとうあや/絵、吉田道子/文、梶山俊夫/絵、安井清子/訳 『おおきなポケット:10のはこ 2004年5月号』 (福音館書店、2004年)
- 織茂恭子/絵 『ててちゃん』 (福音館書店、2008年) ISBN 978-4-8340-2337-4
訳書
[編集]- マーシャ・ブラウン作 『メリーゴーランドがやってきた』 (ブック・グローブ社、1994年) ISBN 978-4938624118
その他
[編集]- 中多泰子編、宍戸寛共著 『児童サービス論』 (樹村房、1997年) ISBN 978-4883670123
脚注
[編集]- ^ a b “くわしいないよう|ててちゃん”. 福音館書店. 2015年7月14日閲覧。
- ^ “コラム003:「船橋焚書事件」最高裁判決メモ(一部抜粋) 「船橋焚書事件」弁護団 (弁護団長 内田 智)”. 井沢元彦の書斎 (2005年7月14日). 2015年7月14日閲覧。
- ^ “平成14年第2回船橋市議会定例会会議録(第4号・3)” (2002年6月6日). 2007年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 最高裁判所民事判例集第59巻6号1569頁 (PDF)
- 船橋市西図書館の蔵書廃棄問題について(見解)(図書館問題研究会常任委員会)
- 船橋西図書館の蔵書廃棄事件を考える (PDF) 『ず・ぼん11』 (ポット出版、2005年)