圓城寺 (淡路市)
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円城寺 | |
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所在地 | 兵庫県淡路市佐野1205 |
山号 | 慈雲山 |
宗派 | 高野山真言宗[1] |
本尊 | 聖観世音菩薩[2] |
創建年 | 不詳 |
札所等 | あわじ花へんろ第17番札所[2] |
文化財 | 秘仏聖観世音菩薩が兵庫県指定の重要文化財[3] |
法人番号 | 9140005019559 |
圓城寺(えんじょうじ)は、兵庫県淡路市佐野にある寺院。八浄寺の奥の院である。本尊の2体の秘仏聖観世音菩薩は、平安時代のもので兵庫県指定の重要文化財となっている。境内の庭園は、中根金作による。淡路島屈指のサクラの名所。
概要
[編集]麓の「淡路島七福神めぐり」の 八浄寺の奥の院で[4][3]、本尊の2体の秘佛聖観世音菩薩(夫婦観音)は、藤原期のもので県指定の重要文化財である。境内の庭園「御岳山」は、日本庭園研究の第一人者で昭和の小堀遠州とも称えられた中根金作の手による。例年4月10日には重文・秘仏観世音菩薩ご開扉祈願大祭と桜まつりが開催され、不老長生の庭が開放される[5][2][6]。山峡の豊かな自然に囲まれたのどかな田園景観と400本のサクラの中から本殿が浮かび上がる幻想的な景観が望める観光名所ともなっている[7]。
古くより地域住民にはサクラの名所として親しまれてきており「白雪桜」「楊貴妃桜」など珍しい品種も交え、約450本のサクラが植えられ、季節には静かな山村が多くの花見客でにぎわう[2][3]。また、俳句愛好家が集う寺としても知られ、毎年俳句大会が開かれる[3]。
あわじ花へんろ第17番札所
[編集]あわじ花へんろ第17番札所となっており、以下の季節の花や植物が鑑賞できる[2]。
拝観
[編集]交通アクセス
[編集]バス
[編集]津名港より淡路交通バス岩屋行き10分佐野小学校前下車、徒歩40分[8]。
乗用車
[編集]神戸淡路鳴門自動車道津名一宮IC下車。兵庫県道88号を東進。国道28号を北上、兵庫県道157号を左折。車で約30分[6]。
脚注
[編集]- ^ “寺院センター 兵庫県淡路市の真言宗寺院”. 2024年4月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “圓城寺(円城寺)”. 一般社団法人淡路島観光協会. 2024年4月9日閲覧。
- ^ a b c d e f “淡路島の観光 円城寺 花見&パワースポット”. あわじウェブドットコム. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “<彩前線>桜花らんまんに、山あいの境内華やぐ 淡路・円城寺”. 神戸新聞NEXT. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “圓城寺”. るるぶ&more.. 2024年4月9日閲覧。
- ^ a b “円城寺”. 兵庫県公式サイト 淡路島百景. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “淡路島、円城寺庭園設計”. Nakane Garden Research & Landscape Consultant Co.. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “円城寺”. HYOGo!ナビ. 2024年4月9日閲覧。