園田成苗
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園田 成苗(そのだ なりなえ、宝永元年(1704年) - 天明5年12月29日(1786年1月28日))は、江戸時代中期の薩摩藩士。甲州別伝流兵学師範。諱は成苗。通称は与藤次。父で島津綱貴草履取りであった薩摩藩の初代甲州別伝流[1] 師範の園田成芳より甲州別伝流を相伝。宝暦6年10月の『松平又三郎家中分限帳』に『無役之中通 蔵米50俵 異国船手当方 園田与藤次』とある。また、「三州御治世要覧」の『(安永7年10月2日の)当時役人』の無役之御近習通に園田与藤次の名がある。薩摩藩初代御軍師の園田成庸(与藤次)は孫にあたる。また門人に久保之英がいる。享年82。法号通發軒普山英傑居士。墓は松原山南林寺洲崎にあった。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「日新斎忠良公伊呂波御歌 全」帝国社山口商店発行。非売品。鹿児島県立図書館所蔵
- 上野尭史「鹿児島士人名抄録」高城書房
- 「三州御治世要覧」
- 「薩州島津家分限帳」青潮社