国際微生物学連合
略称 | IUMS |
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設立 | 1927年 |
種類 | INGO |
貢献地域 | 世界中 |
公用語 | 英語 |
President(会長) | エリオラ・Z・ロン |
上部組織 | 国際学術会議 |
ウェブサイト | IUMS Official website |
International Union of Microbiological Societies (IUMS)は、1927年に「国際学術会議 (International Science Council) 」(ISC) の前身の国際科学会議の下部団体である40の加盟連合ならびに協会のひとつとして 「International Society of Microbiology 」 (国際微生物学協会) として設立された[1]。日本語で使われる本組織名表記の事例としては、「国際微生物学連合 」がある[2]。
1986年から1988年まで有馬啓[3][4]、1989年から1990年まで佐々木正五が会長を務めた[5]。
目的
[編集]連合の目的は、微生物学の研究を国際的に推進していくことである。それは、国際協力の関わり合いを通じて研究や国際協力を含むその他の科学活動の手ほどきをし、容易に出来るようし、調整することである。国際会議、シンポジウム、会合の結果についての議論と普及宣伝を保証し、それらの報告書の出版を支援する。ISCにおいて、微生物学分野を代表し、他の国際機関との交流関係を維持することである。
活動内容
[編集]IUMSの活動には、細菌、菌類、ウイルスの分類と命名法、食品に関わる微生物学、医療に関係する微生物学および診断学、培養収集、教育、生物学的標準化が含まれる。
IUMSには3つの部門がある。
これらの部門には、それぞれ独自の役員と目的が存在している。各部門は、それぞれ部門ごとに独自の国際会議を実施する団体を統括する。微生物学の研究と交流を国際的に推進していくという目標に向けて協力を行なっている。これら三部門に加えて、IUMSは下記の団体組織を通じて科学的活動も行っている。
- Specialist international committees (3)
- International commissions (6)
- IInternational federations (2)
ウイルス学の部門は、新しいウイルスの命名に責任を負う国際ウイルス分類委員会を統括している。
IUMSの会長として、テルアビブ大学の教授であるエリオラ・ロンが選出されている。
脚注
[編集]- ^ “International Scientific Unions List”. International Council for Science. 19 December 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。14 January 2016閲覧。
- ^ “International Activities”. 日本微生物生態学会. 2020年5月18日閲覧。
- ^ 冨田 房男. “21年ぶりに開催した国際微生物学連合2011会議を振り返って”. 日本生物工学会. 2020年5月18日閲覧。
- ^ “有馬啓”. コトバンク. 朝日新聞. 2020年5月18日閲覧。
- ^ “初代編集委員 佐々木正五先生を偲んで”. 科学技術振興機構. 2020年5月18日閲覧。