国鉄サハ26形電車
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サハ26形は、鉄道省およびその後身である日本国有鉄道に在籍した電車(付随車)である。時期により次の2種が存在するが、いずれも木製車である。
- 初代・サハ26形:1928年(昭和3年)10月1日に施行された車両称号規程改正によって、車体幅2,700mmの3扉木製三等付随車に与えられた形式。旧形式はサハ33550形で、デハ63100系に属する。147両が本形式となった(26001 - 26148。26021は改番直前に事故廃車となり欠番)が、クハ15形およびクハ17形への改造および鋼体化によって、1938年(昭和13年)に消滅した。
- 2代目・サハ26形:1941年(昭和16年)5月1日に国有化された富士身延鉄道(現在の東海旅客鉄道身延線)の木製付随車(サハ50形、サハ60形、サハ70形)10両を改称したもの(26001 - 26010)。詳細は、富士身延鉄道の電車#サハ50形・サハ60形・サハ70形 → サハ26形を参照。