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国民宿舎鵜の岬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国民宿舎 鵜の岬
茨城県立国民宿舎鵜の岬
ホテル概要
正式名称 茨城県立国民宿舎「鵜の岬」[1]
設計 阿久井喜孝他[2](現在の宿舎は内井昭蔵建築設計事務所[3]
運営 (公財)茨城県開発公社[4]
所有者 茨城県
階数 1階 - 8階
部屋数 58室
延床面積 10,458 m²
開業 1971年5月1日[5]
最寄駅 常磐線 十王駅
最寄IC 常磐自動車道 日立北IC
所在地 〒319-1393
茨城県日立市十王町伊師640
位置 北緯36度39分47.5秒 東経140度42分53.9秒 / 北緯36.663194度 東経140.714972度 / 36.663194; 140.714972座標: 北緯36度39分47.5秒 東経140度42分53.9秒 / 北緯36.663194度 東経140.714972度 / 36.663194; 140.714972
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国民宿舎 鵜の岬(こくみんしゅくしゃ うのみさき)は、茨城県日立市十王町伊師にある国民宿舎宿泊施設)である。

1988年(昭和63年)に、近隣で温泉が湧出したことをきっかけに、稼働率が高まり[6]1989年(平成元年)以来、連続して日本一宿泊利用率の高い国民宿舎になっている[7]2009年(平成21年)度の年間宿泊利用率は93.5%に達する[7]

施設概要

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「国民宿舎 鵜の岬」は、1971年(昭和46年)5月1日に開業した[5]。茨城県が設置し、財団法人茨城県開発公社が運営する宿泊施設で、施設近辺には伊師浜海岸や、日帰り入浴施設鵜来来の湯十王等がある。「鵜の岬」の名称の通り、周辺ではウミウがよく獲れ、長良川鵜飼の鵜などとして利用されている[5]。施設からは、太平洋が見わたせ、全室「オーシャンビュー」で楽しめる。眺望の良さだけでなく、サービス面でも評価されている[8]。客室は58室、204人を収容する[7]

茨城県は2021年12月から新たに施設命名権の募集を行う施設を発表し、国民宿舎鵜の岬も施設命名権の募集の対象となった[9]

館内施設

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1997年(平成9年)4月29日に8階建ての新館が開館した[8]

概要
8F 展望風呂(温泉)、眺望ロビー
7F 客室(洋室
6F 客室(和室)、談話コーナー
5F 客室(和室)
4F 客室(和室)、談話コーナー
3F 客室(洋室)
2F フロント、ロビー、レストラン売店喫茶店、スナック
1F 宴会場(大広間、小広間)、会議室

泉質等

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交通アクセス

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東京から自動車高速道路利用)でおよそ二時間、上野駅から鉄道(常磐線特急列車利用)で二時間の場所にある。

鉄道

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アクセスの一つ、常磐線特急「ひたち」「ときわ」

高速バス

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自動車

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脚注

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  1. ^ 茨城県立国民宿舎「鵜の岬」及び茨城県立カントリープラザ「鵜の岬」の設置及び管理に関する条例
  2. ^ 新建築 1971, p. 227.
  3. ^ 建築画報 2002.
  4. ^ 茨城県指定管理者及び指定管理施設一覧
  5. ^ a b c 「海水浴場のカルテ ⑦ 伊師浜・小貝浜 環境絶好の穴場」読売新聞1971年7月29日付朝刊、茨城讀賣12ページ
  6. ^ "公営の宿モテモテ 国民休暇村と国民宿舎、「安さ」で客足伸びる"朝日新聞1994年2月19日付夕刊、2社、14ページ
  7. ^ a b c 河野 2012, p. 106.
  8. ^ a b 「鵜の岬 宿泊利用率8年連続日本一 2位にも14ポイントの大差」読売新聞1997年5月28日付朝刊、茨城讀賣 県東 12版、29ページ
  9. ^ 競輪場、鵜の岬に命名権 茨城県有43施設、対象拡大”. 茨城新聞 (2021年12月3日). 2021年12月5日閲覧。

参考文献

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  • 河野浩一 著「いばらきなんでもナンバーワン」、石塚眞 編『茨城県謎解き散歩』新人物文庫、2012年1月11日、105-107頁。ISBN 978-4-404-04128-9 
  • 「国民宿舎鵜の岬〔設計・阿久井喜孝他〕」『新建築』第46巻第9号、新建築社、1971年、227-232頁。 

外部リンク

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