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国家報勲部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国家報勲部
各種表記
ハングル 국가보훈부
漢字 國家報勳部
発音 クッカボフンブ
日本語読み: こっかほうくんぶ
英語 Ministry of Patriots and Veterans Affairs
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庁舎

国家報勲部(こっかほうくんぶ、朝鮮語: 국가보훈부英語における略称:MPVA)は、大韓民国の国家行政機関で、主な役割は愛国者と退役軍人に関する政策の立案と実施を行うことである。

沿革

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1961年7月の軍事援護庁を最初として1962年4月に援護処を経て、1985年1月に国家報勲処が設立された[1]。2023年6月5日に国務総理室配下の国家報勲処から国家報勲部に昇格した[2]

組織は13の部門からなっており、愛国心の高揚のための政策が大きな役割となっており、今月の独立運動家の選定等を行っている。

所在地は世宗特別自治市政府世宗庁舎9棟。

職務

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国家有功者とその遺族に対する報勲、参戦有功者と5・18民主有功者に対する礼遇、除隊軍人・枯葉剤後遺疑症患者・特殊任務遂行者の支援および報勲宣揚などに関する事務を管掌する。

組織

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組織は以下のとおりである[3]

幹部

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  • 部長
    • 代弁人
    • 長官政策補佐官
  • 次長
    • 報勲団体協力官
    • 監査担当官

下部組織

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  • 運営支援課
  • 計画調整室
  • 報勲政策室
  • 補償政策局
  • 福祉増進局
  • 除隊軍人局

所属機関

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  • 国立大田顕忠院
  • 国立民主墓地
    • 国立4・19民主墓地
    • 国立3・15民主墓地
    • 国立5・18民主墓地
  • 国立護国院
    • 国立永川護国院
    • 国立仁実護国院
    • 国立利川護国院
    • 国立山清護国院
    • 国立槐山護国院
    • 国立済州護国院
    • 国立新岩先烈公園
  • 国立大韓民国臨時政府記念館
  • 地方報勲庁
    • ソウル地方報勲庁
      • 報勲支庁(ソウル南部、ソウル北部、京畿南部、仁川、京畿北部、江原西部、江原東部)
    • 釜山地方報勲庁
      • 報勲支庁(蔚山、慶南東部、慶南西部)
    • 大田地方報勲庁
      • 報勲支庁(忠南西部、忠北南部、忠北北部)
    • 大邱地方報勲庁
      • 報勲支庁(慶北北部、慶北南部)
    • 光州地方報勲庁
      • 報勲支庁(全南東部、全南西部、全北東部、全北西部)
  • 報勲審査委員会

歴代長官

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氏名[4][5] 在任期間
漢字表記 ハングル表記 着任 退任
軍事援護庁長
閔丙権朝鮮語版 민병권 1961年7月6日 1962年4月
援護処長
閔丙権朝鮮語版 민병권 1962年4月 1963年1月31日
2 尹永模 윤영모 1963年2月1日 1964年5月10日
3 金炳三 김병삼 1964年5月11日 1965年5月14日
4 朴基錫 박기석 1965年5月16日 1970年12月20日
5 張東雲 장동운 1970年12月21日 1973年10月18日
6 柳根昌朝鮮語版 류근창 1973年10月19日 1977年12月19日
7 金在命朝鮮語版 김재명 1977年12月20日 1980年5月21日
8 李種浩 이종호 1980年5月22日 1983年10月14日
9 趙澈権朝鮮語版 조철권 1983年10月15日 1985年1月
国家報勲処長
9 趙澈権朝鮮語版 조철권 1985年1月 1985年2月18日
10 崔鐘鎬 최종호 1985年2月21日 1986年1月7日
11 金瑾洙 김근수 1986年1月8日 1988年2月24日
12 全錫洪 전석홍 1988年2月25日 1988年12月4日
13 李相淵 이상연 1988年12月5日 1990年12月26日
14 閔庚培 민경배 1990年12月27日 1993年2月25日
15 李炳台朝鮮語版 이병태 1993年2月26日 1993年12月21日
16 李忠吉 이충길 1993年12月22日 1994年12月23日
17 黄昌平朝鮮語版 황창평 1994年12月24日 1996年12月19日
18 呉正昭朝鮮語版 오정소 1996年12月20日 1997年3月5日
19 朴相範 박상범 1997年3月6日 1998年3月2日
20 金義在 김의재 1998年3月9日 1999年3月1日
21 崔圭鶴 최규학 1999年3月6日 2000年8月27日
22 金有培 김유배 2000年8月29日 2001年4月1日
23 李在達 이재달 2001年4月2日 2003年3月2日
24 安周燮朝鮮語版 안주섭 2003年3月3日 2004年9月23日
25 朴維徹 박유철 2004年9月24日 2007年4月19日
26 金井復朝鮮語版 김정복 2007年4月20日 2008年2月28日
27 金揚朝鮮語版 김양 2008年3月8日 2011年2月23日
28 朴勝椿朝鮮語版 박승춘 2011年2月24日 2017年5月11日
29 皮宇鎮朝鮮語版 피우진 2017年5月17日 2019年8月15日
30 朴三得朝鮮語版 박삼득 2019年8月16日 2020年12月30日
31 黄基鉄朝鮮語版 황기철 2020年12月31日 2022年5月13日
32 朴敏植朝鮮語版 박민식 2022年5月14日 2023年6月4日
国家報勲部長
朴敏植朝鮮語版 박민식 2023年6月5日 2023年12月25日
2 姜貞愛 강정애 2023年12月26日 (現職)

主な活動

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  • “日帝の残滓を取り除こう”キャンペーン
朝鮮日報記事(2005/08/11)によれば、日帝時代の日本語由来の単語を根絶するキャンペーンを行っている。
  • “臨時政府の「対日宣戦布告」64周年の記念式の開催"
中央日報記事(2005/12/08)によれば、大韓民国臨時政府が日本に宣戦布告した「対日宣戦布告日」の64周年を迎えて記念式を行っている。
  • 親日行為前歴の判明で有功者礼遇中断措置
東亜日報記事(2005/03/04)によれば、遺族年金、子女学資金等 独立有功者に与えられている特典(有功者礼遇)に対して、事後に親日行為があったと判明した場合(親日前歴)は、その有功者礼遇措置の取り消しを行うとしている[6]

脚注

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  1. ^ minaQのつぶやき[出典無効]
  2. ^ 斎藤寿美子 (2023年6月5日). “「国家報勲部」が発足”. 聯合ニュース. 2023年6月25日閲覧。
  3. ^ 조직도 - 조직안내 - 국가보훈부 소개 - 국가보훈부”. www.mpva.go.kr. 2023年7月2日閲覧。
  4. ^ 처장 - 역대처차장 - 장차관 소개 - 국가보훈부 소개 - 국가보훈부”. www.mpva.go.kr. 2023年6月25日閲覧。
  5. ^ 장관인사말 - 장차관소개 - 장차관 소개 - 국가보훈부 소개 - 국가보훈부”. www.mpva.go.kr. 2023年6月25日閲覧。
  6. ^ 独立有功者礼遇に関する法律」第39条第1項第6号により、「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」第2条各号(親日反民族行為の定義部分)に該当する者は、有功者礼遇の対象から除外される。

外部リンク

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