団子坂 (秩父市)
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団子坂(だんござか)[1]、またはだんご坂[2]は、埼玉県秩父市で行われる、日本三大曳山祭りに数えられる秩父夜祭のクライマックスの部分にある坂[2]。斜度は25度で、急坂である[1]。長さは50メートル[3]。
団子坂はもともと崖であった[4]。約3万年から4万年前に川の流れによりつくられたと考えられている段丘崖である[4]。
秩父夜祭での団子坂
[編集]屋台ばやしが鳴り響く中[5]、「大勢の曳き手が息を合わせて」登る[6]、曳き回しの最大の難所とされている[7]。山車の目的地である旅所の前、お祭り広場の下の位置に存在する[1][8]。祭り中は混雑により、桟座敷を確保しなければ坂に近づくことができない[9]。
出典
[編集]- ^ a b c “日本三大曳山祭のひとつ「秩父夜祭」”. たびらい. パル. 2023年4月16日閲覧。
- ^ a b “<秩父夜祭>24万4千人の客熱狂 笠鉾と屋台、だんご坂クライマックス、花火5800発 熱気は最高潮に”. 埼玉新聞 (埼玉新聞社). (2019年12月4日) 2023年4月16日閲覧。
- ^ “秩父夜祭大祭(夜)の様子(秩父市)”. WEBガイド秩父. アイサーフ (2013年12月3日). 2024年5月28日閲覧。
- ^ a b “大地の営みと共に生きる”. ジオパーク秩父. 秩父まるごとジオパーク推進協議会事務局. 2024年5月28日閲覧。
- ^ 関根 2010, p. 141
- ^ JTB 2023, p. 25
- ^ JTB 2022, p. 31
- ^ 井上 2000, p. 63
- ^ 比古地 2009, p. 77
参考文献
[編集]- 比古地朔弥、ちっち倶楽部『秩父カフェ&アートカルチャーガイドブック』幹書房、2009年4月30日、77頁。ISBN 978-4-902615-53-1。
- 井上光三郎『秩父札所めぐり―秩父34カ所観音霊場コースガイド』幹書房、2000年3月、63頁。ISBN 4-944004-60-5。
- JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部『ココミル 秩父 長瀞 高尾山』JTBパブリッシング、2022年7月1日、31頁。ISBN 978-4-533-14979-5。
- 『るるぶ秩父 奥多摩 高尾山(2024年度版)』JTBパブリッシング、2023年2月7日、25頁。ISBN 978-4-533-15266-5。
- 関根久夫『埼玉の日本一風土記 埼玉が誇る自然・歴史・文化を訪ねる読み物ガイド』幹書房、2010年3月、141頁。ISBN 978-4-902615-63-0。