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四十八曲峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
四十八曲峠
所在地 長野県千曲市
長野県東筑摩郡麻績村
座標
四十八曲峠の位置(日本内)
四十八曲峠
北緯36度27分11秒 東経138度6分52秒 / 北緯36.45306度 東経138.11444度 / 36.45306; 138.11444座標: 北緯36度27分11秒 東経138度6分52秒 / 北緯36.45306度 東経138.11444度 / 36.45306; 138.11444
標高 1020 m
山系 筑摩山地
通過路 冠着山登山道(林道冠着線)
坂上トンネル
長野県道55号大町麻績インター千曲線
プロジェクト 地形
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四十八曲峠(しじゅうはちまがりとうげ)は、長野県千曲市と長野県東筑摩郡麻績村の間にある峠。筑摩山地、聖山高原県立公園内の八頭山冠着山(姨捨山)の間に位置する。

鞍部の標高は1020mほどで、幾つかのが連なっている[1]

廃道

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四十八曲峠は、名ごとく急傾斜に葛篭折れの道が続く難所である。かつては鞍部付近の標高約1000mに(2014年現在で、地形図2万5分の1に掲載されてない)隧道が貫いていたが、老朽化を理由に廃道となった。

まだ通行可能であった1988年の『New Cycling』に掲載された走行レポート(薛 1988)によれば、戸倉駅と鞍部隧道との高低差は約600m、道のり13.5kmほどであり、健脚者ならば自転車で約1時間ほどで登坂できた。

冠着山登山道

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冠着山登山道(かむりきやまとざんどう)は、永井ダムより下の付近より長野県道55号大町麻績インター千曲線から林道冠着線へ分岐し、四十八曲峠の鞍部付近の崖を避けつつも稜線に沿うかのように登り道が鞍部を越えて冠着山へ向かっている[1]。途中、冠着山目下にある稜線の標高1100m程にある弛みを長野県道498号聖高原千曲線が越えてゆく。林道冠着線より長野県道498号聖高原千曲線へ左折し470m程進むと右手側より山頂へ続く細道になる[1]。山頂より北側は坊城平より林道仙石線を経て千曲市立更級小学校方面へ至る[2]

なお廃道および冠着山登山道のいずれも車両通行止めとなっている。

新道

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坂上トンネル
概要
位置 長野県東筑摩郡筑北村坂井
長野県千曲市新山
座標 北緯36度27分10.6秒 東経138度6分51.7秒 / 北緯36.452944度 東経138.114361度 / 36.452944; 138.114361
現況 運用中
所属路線名 長野県道55号大町麻績インター千曲線
運用
完成 2003年[3]
開通 2005年
所有 長野県
通行対象 車両 • 歩行者
通行料金 無料
技術情報
全長 1513m[4]
道路車線数 2
17.0m
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旧・四十八曲峠越えの代替として、八頭山に坂上トンネル(さかがみトンネル)が整備されており長野県千曲市上山田地区方面と長野県東筑摩郡麻績村永井地区方面を結ぶ長野県道55号大町麻績インター千曲線が貫いている。旧・四十八曲峠よりも道幅も広く利便性が高くなっている。

脚注

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  1. ^ a b c 地形図を参照
  2. ^ 冠着山|信州山岳ガイド”. 信濃毎日新聞社. 2014年10月13日閲覧。
  3. ^ 実績:長野県”. 北野建設. 2014年10月13日閲覧。
  4. ^ 東京コンサルタンツ 2014.

参考文献

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  • 薛, 雅春 (1988-11). “ニューパスハンティング:筑摩山地を行くパノラマスポルティーフ四十八曲峠から聖高原へ”. New cycling : 自転車が好きな人のサイクルマガジン (ベロ出版) 26 (11): 58-65. OCLC 855386302. 全国書誌番号:00019178. 
  • 作品例:坂上トンネル (さかがみ とんねる)”. 東京コンサルタンツ (2014年). 2014年10月13日閲覧。

外部リンク

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