四万十かいどう
表示
四万十かいどう(しまんとかいどう)は、高知県西南地域にある日本風景街道のひとつで、この場合の街道とは特定の道を指す物ではなく、その地域ならではの自然・文化を活かし、景観の向上・地域活性化・観光振興などを行うとりくみのこと。四万十川や足摺宇和海の豊かな自然を 四万十 山・川・海 というコンセプトにまとめ、この地域の魅力を全国に紹介し広く観光交流人口を高めることを目的とする[1]。
概要
[編集]四万十かいどうは、2007年(平成19年)11月、国土交通省の日本風景街道に登録されたもので、2015年現在、四国に15ある風景街道のひとつ。国道321号・国道381号・国道441号等を中心とした、高知県西南地域の四万十市、宿毛市、土佐清水市、中土佐町、四万十町、梼原町、津野町、黒潮町、大月町、三原村におよび、アカメに会える道、だるま夕日が見える道、クジラに会える道、サンショウウオに会える道の4つのエリアからなっている。みどころは、天狗高原等の山岳風景、最後の清流 四万十川の景色と足摺宇和海国立公園などの太平洋の景色。[1]。
沿道の見所
[編集]- だるま夕日が見える道
- サンショウウオに会える道
- クジラに会える道
沿道の行事
[編集]- 四万十川ウルトラマラソン大会
- 佐田沈下橋のライトアップ
- 竹屋敷棚田のライトアップ
- こいのぼりの川渡し
- 砂浜Tシャツアート展
- ホエールウオッチング
- 大月コスモス街道
- 牧野富太郎の道を歩くウォーキング
- 龍馬脱藩マラソン大会
- 土佐牛まるかじり大会
- 毎年6月の第1土曜日に開催
- 四国神楽大会
- 毎年6月の第1土曜日にゆすはら座で開催
活動主体
[編集]- 四万十かいどう推進協議会[1]。
- 学識経験者、高知県、四万十市、宿毛市、土佐清水市、中土佐町、四万十町、梼原町、津野町、黒潮町、大月町、三原村、地域のボランティア団体および商工会・商工会議所等で構成。
エリア内の道の駅
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
- ^ a b c “四万十かいどうルート案内マップ”. 四国地方整備局. 2013年2月16日閲覧。
- ^ “だるま夕日”. 宿毛市. 2013年2月18日閲覧。
- ^ a b “活動報告”. 四万十かいどう推進協議会大月支部. 2013年2月17日閲覧。
- ^ “史跡・名勝・天然記念物 <平成11年11月>”. 文化庁. 2013年2月18日閲覧。
- ^ “美しい砂浜が美術館”. 建設コンサルタンツ協会. 2013年2月18日閲覧。
- ^ “夕闇に浮かぶ沈下橋 四万十市佐田”. 高知新聞 (2012年8月15日). 2013年2月19日閲覧。
- ^ “棚田にともる「来年の主役」 高知・四万十市”. 朝日新聞デジタル (2012年11月11日). 2013年2月19日閲覧。
- ^ “鯉のぼりの川渡し”. 四万十町. 2013年2月22日閲覧。
- ^ “牧野富太郎の道を歩く”. 牧野富太郎の道を歩くナビ推進協議会. 2013年2月23日閲覧。
- ^ “高知県大月町の夜桜音楽会に300人”. 高知新聞. 2014年9月23日閲覧。
- ^ “高知)「月光桜」咲き始め 大月”. 朝日新聞デジタル. 2015年8月31日閲覧。
- ^ “第1回龍馬脱藩マラソン大会梼原町で開催”. •テレビ新潟報道部. 2015年3月4日閲覧。
- ^ “第4回龍馬脱藩マラソン大会”. 龍馬脱藩マラソン大会HP. 2015年3月4日閲覧。