唐津軌道
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唐津軌道 | |
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概要 | |
現況 | 廃止 |
起終点 |
起点:浜崎 終点:佐志 |
駅数 | 15停留所 |
運営 | |
開業 | 1900年6月10日 |
廃止 | 1930年11月28日 |
所有者 | 満島馬車鉄道→唐津軌道→九州電灯鉄道→関西電気→東邦電力 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 11.4 km (7.1 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 全線非電化 |
停留所・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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唐津軌道(からつきどう)は、かつて佐賀県東松浦郡浜崎村浜崎(現・唐津市浜玉町浜崎)と同郡佐志村佐志(現・唐津市佐志中通)の間を結んでいた軽便鉄道の路線、およびその運営会社である。
沿革
[編集]- 1896年(明治29年)2月 松浦橋竣工、渡船廃止。
- 1899年(明治32年)6月 満島馬車鉄道に軌道敷設認可。
- 1900年(明治33年)6月10日 浜崎 - 満島間開業。
- 1901年(明治34年)4月 松浦橋を2万円で買収し、橋梁上に軌道を敷設。満島 - 橋南間開業。
- 1903年(明治36年)橋南 - 大手前間開業。
- 1909年(明治42年)10月1日 松浦橋崩落、当分の間仮橋を用いて徒歩連絡。
- 1911年(明治44年)
- 1912年(明治45年)4月24日 松浦橋再落成、徒歩連絡を終了。
- 1913年(大正2年)
- 日付不詳 この年までに大手前 - 西唐津間、西唐津 - 佐志間開業。
- 11月25日 唐津軌道が九州電灯鉄道と合併。
- 1922年(大正11年)
- 5月17日 九州電灯鉄道が関西電気と合併。
- 6月30日 関西電気が東邦電力に社名を変更。
- 1930年(昭和5年)11月28日 廃止
路線データ
[編集]廃線時
停留所一覧
[編集]浜崎 - 新茶屋 - 二軒茶屋 - 東唐津駅前 - 満島 - 橋南 - 材木町 - 銀行前 - 大手前 - 坊主町 - 踏切前 - 西唐津 - 観音谷 - 八幡橋 - 佐志
遺構など
[編集]遺構はほとんど残っていないが、踏切前駅 - 西唐津駅間でJR唐津線を越えるために設けられた橋の脚が残されている。[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 宮脇俊三『鉄道廃線跡を歩くⅩ』JTBキャンブックス、2003年
- 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州』新潮社、2009年
- [2]- 山内薬局 唐津軌道物語