品川リフラクトリーズ
表示
(品川白煉瓦から転送)
本社のある新大手町ビル | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 |
大証1部(廃止) 5351 2013年7月12日上場廃止 |
本社所在地 |
日本 〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル8F |
設立 | 1903年(明治36年)6月25日 |
業種 | ガラス・土石製品 |
法人番号 | 9010001008685 |
事業内容 | 耐火物の製造販売など |
代表者 | 代表取締役社長 藤原 弘之 |
資本金 | 33億円 |
発行済株式総数 | 9,429,366株 |
売上高 |
単独842億40百万円 連結1,249億63百万円 (2023年3月期) |
経常利益 |
単独73億31百万円 連結114億57百万円 (2023年3月期) |
純資産 |
単独568億49百万円 連結714億25百万円 (2023年3月現在) |
総資産 |
単独1,110億83百万円 連結1,439億01百万円 (2023年3月現在) |
従業員数 |
単独1,221名 連結3,340名 (2023年3月現在) |
決算期 | 3月 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
JFEスチール株式会社 34.00% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 7.74% 株式会社神戸製鋼所 3.77% 三井住友信託銀行株式会社 3.49% 日本カストディ銀行(信託口) 2.69% 富国生命保険相互会社 2.14% (2023年3月現在) |
主要子会社 | イソライト工業株式会社 100% 他 |
関係する人物 |
西村勝三(創業者) 渋沢栄一(創業時の出資者,相談役) 青木均一(元社長) 大谷武雄(元社長) 藤原弘之(現社長) 金重利彦(イソライト工業現社長) |
外部リンク | https://www.shinagawa.co.jp/ |
特記事項:創業は1875年(明治8年) |
品川リフラクトリーズ株式会社(しながわリフラクトリーズ、英文社名 SHINAGAWA REFRACTORIES CO.,LTD.)は、東京都千代田区に本社を置く耐火物メーカー。
事業内容
[編集]沿革
[編集]- 1875年(明治8年) - 東京芝浦で西村勝三が創業。民間として初めて耐火煉瓦の製造を開始
- 1884年(明治17年)9月 - 東京深川に伊勢勝白煉瓦製造所が発足。
- 1887年(明治20年)10月 - 東京品川に工場を移転、品川白煉瓦製造所に改名。
- 1903年(明治36年)6月 - 品川白煉瓦株式会社に改組。
- 1916年(大正5年)12月 - 日本窯業株式会社を合併。
- 1936年(昭和11年)6月 - 帝国窯業株式会社を子会社化。
- 1938年(昭和13年)8月 - 品川ゼネラル株式会社を設立。
- 1949年(昭和24年)5月 - 東京証券取引所に上場。
- 1952年(昭和27年)5月 - 日本で最初に企業年金制度(社外積立方式)を導入。
- 1965年(昭和40年)10月 - 品川ロコー株式会社を設立。
- 1997年(平成9年) 3月 - 現 瀋陽品川冶金材料有限公司を設立。
- 1998年(平成10年)6月 - 現 Shinagawa Refractories Australasia Pty.Ltd.を設立。
- 1999年(平成11年)10月 - 現 株式会社セラテクノを子会社化。
- 2002年(平成14年)11月 - 品川ファインセラミックスを設立。
- 2004年(平成16年)11月 - イソライト工業の株式を約5割取得し、子会社化。
- 2006年(平成18年)7月 - 現 Shinagawa Advanced Materials Americas Inc.を子会社化。
- 2006年(平成18年)10月 - 品川ロコー株式会社を吸収合併。
- 2008年(平成20年)4月 - 遼寧品川和豊冶金材料有限公司を設立。
- 2009年(平成21年)10月 - JFE炉材株式会社を吸収合併。品川リフラクトリーズ株式会社へ社名変更。
- 2011年(平成23年)4月 - 会社分割により新たに品川ロコー株式会社を設立。
- 2014年(平成26年)10月 - PT Shinagawa Refractories Indonesiaを設立。
- 2019年(平成31年)8月 - SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.を設立。
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)4月 - グループの事業ドメインを4セクター(耐火物、断熱材、セラミックス、エンジニアリング)に分けるセクター制を導入。
事業所所在地
[編集]- 本社 - 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル8F
- 営業所
- 京浜営業所 - 神奈川県川崎市川崎区扇島1-1 JFEスチール東日本製鉄所内 製鋼協力会事務所3F
- 千葉営業所 - 千葉県千葉市中央区川崎町1 JFEスチール東日本製鉄所内
- 福山営業所 - 広島県福山市鋼管町1 JFEスチール西日本製鉄所内 第2製鋼事務所2F
- 倉敷営業所 - 岡山県倉敷市水島川崎通り1 JFEスチール西日本製鉄所内 JFE物流ビルF112
- 神戸営業所 - 兵庫県神戸市灘区岩屋中町1-2-9 エビスビル5F
- 加古川営業所 - 兵庫県加古川市別府町新野辺1525-2 加古川神鋼ビル5F
- 鹿島営業所 - 茨城県鹿嶋市大字光3 日本製鉄東日本製鉄所鹿島地区内
- 和歌山営業所 - 和歌山県和歌山市湊1850 日本製鉄関西製鉄所和歌山地区内
- 北海道営業所 - 北海道室蘭市中島町2-21-10 メディカル中島3F
- 仙台営業所 - 宮城県仙台市宮城野区港1-6-1 JFEスチール仙台製造所内
- 名古屋営業所 - 愛知県東海市東海町1-1-2 商社センター3F
- 関東営業所 - 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル8F
- 大阪営業所 - 大阪府大阪市中央区高麗橋4-5-13 淀屋橋サテライトビル4F
- 姫路営業所 - 兵庫県姫路市東延末3-37 中川ビル702
- 九州営業所 - 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-1 KMMビル6F
- 工場
関連会社
[編集]国内
[編集]- 品川ゼネラル株式会社 (ケミカル事業部HP 旧品川化成)
- 品川ファインセラミックス株式会社
- 品川ロコー株式会社
- イソライト工業株式会社
- 株式会社セラテクノ (神戸製鋼所との共同出資)
海外
[編集]- 瀋陽品川冶金材料有限公司(中国)
- 遼寧品川和豊冶金材料有限公司(中国)
- Shinagawa Refractories Australasia Pty.Ltd.(オーストラリア)
- Shinagawa Advanced Materials Americas Inc.(アメリカ)
- PT Shinagawa Refractories Indonesia(インドネシア)
- SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(インド)
- Shinagawa Refractories Korea Corporation(韓国)
- Shinagawa Refratários do Brasil Ltda.(ブラジル)
- Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLC(アメリカ)
赤井鉄道・赤井軌道
[編集]赤井鉄道・赤井軌道は、1907年から1955年まで現在のいわき市平で運行されていた馬車鉄道である。当初、品川白煉瓦の子会社であったが、1922年に品川白煉瓦の直営となった。品川白煉瓦赤井分工場で作られるレンガの原料である石炭等を運んでいた[1][2]。
- 延長 5.76km(赤井常住-平駅間)、2.57km(赤井常住-赤井駅間)
- 軌間 762mm
- 動力 馬力
駅・施設・接続路線 廃止直前の状況 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
沿革
[編集]- 1907年(明治40年)11月9日:赤井鉄道が赤井常住 - 平駅(現・いわき駅)間で開業。
- 1908年(明治41年):赤井軌道に改称。
- 1915年(大正4年)7月10日:平郡東線赤井駅開業。
- 1917年(大正6年)
- 10月10日:磐越東線全通。
- 10月:赤井常住 - 赤井駅間に短縮
- 1922年(大正11年):品川白煉瓦株式会社が赤井軌道を買収、専用軌道になる。
- 1955年(昭和30年)3月:廃止
現状
[編集]品川白煉瓦赤井分工場の跡地は品川リフラクトリーズ所有の品川グランドとなっており、駅跡(北緯37度05分24秒 東経140度50分46秒 / 北緯37.089992度 東経140.846088度)はグランドの駐車場となっている。赤井常住-赤井駅間の跡地は並行する福島県道133号に利用されている。