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和氣健二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和氣 健二郎
わけ けんじろう
人物情報
生誕 1932年????
日本の旗 日本
出身校 大阪市立大学
学問
研究分野 医学解剖学(組織学)
研究機関 大阪市立大学東京医科歯科大学
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和氣 健二郎(わけ けんじろう、1932年昭和7年〉 - 2024年令和6年〉10月21日[1])は、日本医学者。専門は組織学東京医科歯科大学名誉教授。日本人として初めてヨーロッパ肝臓学会International Recognition Awardを受賞した。位階勲等は正四位瑞宝中綬章[2][3]

経歴

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1952年(昭和27年)大阪府立大手前高等学校を卒業[4]。1958年(昭和33年)大阪市立大学医学部を卒業。大阪市立大学大学院医学研究科へ進学後、第一解剖学の鈴木清教授に師事し[5]、1963年(昭和38年)に大阪市立大学で医学博士の学位を取得した[6]

卒業後は、母校である大阪市立大学解剖学助教授を経て、1976年(昭和51年)より東京医科歯科大学医学部解剖学教授。1998年(平成10年)定年退官、東京医科歯科大学名誉教授[7]。大阪市立大学大学院医学研究科第一解剖学客員教授[8]ミノファーゲン製薬顧問なども務めた[9]

2012年(平成24年)春の叙勲で、瑞宝中綬章を受章した[3]。2017年(平成29年)9月29日には大阪市立大学名誉博士の称号を授与された[10]

2024年令和6年)10月21日、死去[1]。死没日付で、正四位に叙された[2]

受賞・栄典

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研究内容・業績

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  • 専門は組織学[7]肝臓の星細胞に関する研究業績が評価されている。

著書

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  • 『人体器官の構造と機能』講談社 1982年
  • 『細胞と組織の地図帳』講談社 2003年

脚注

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  1. ^ a b 本研究会顧問 和氣健二郎先生のご逝去”. 肝細胞研究会. 2024年12月14日閲覧。
  2. ^ a b c 『官報』第1356号7頁 令和6年11月28日
  3. ^ a b c 平成24年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 21 (2012年4月29日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月2日閲覧。
  4. ^ 急大前だより2018年7月大阪府立大手前高等学校同窓会金蘭会
  5. ^ 大阪市立大学名誉博士大阪市立大学
  6. ^ Cytological studies on the nuclear divisions in the wall of the testis of an Orthoptera (Acrida turrita L.) 直翅目(ショウリョウバッタ)の精巣壁に現れる核分裂に関する細胞学的研究
  7. ^ a b c 細胞と組織の地図帳講談社
  8. ^ 欧州肝臓学会(EASL)でInternational Recognition Awardを受賞大阪市立大学
  9. ^ 「日本の消化器病学のあゆみ展」にて和氣健二郎先生のご功績ミノファーゲン製薬
  10. ^ 和氣健二郎先生に名誉博士の称号を授与、医学部で記念講演が行われました”. 大阪市立大学公式ウェブサイト. 大阪市立大学 (2017年10月6日). 2024年12月14日閲覧。
  11. ^ 『官報』第98号6頁 平成24年5月1日