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和歌山県道213号白浜久木線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和歌山県道213号標識

和歌山県道213号白浜久木線(わかやまけんどう213ごう しらはまひさぎせん)は、和歌山県西牟婁郡白浜町内を通る一般県道である。峠名は庄川越

概要

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長らく未改良区間や不通区間があり改良工事に先立ち、昭和42年7月県道改修促進会が発足。昭和51年春に当時の土木部長や二階俊博等数百名が来訪した[1]。それ以降計画が行き詰まっていた未改良区間や不通区間があったが、平成27年9月に和歌山県議会の定例会で改良工事が決定した[2]

全線にかけて道が狭いが、生活道路として地元住民が利用している。庄川側は路肩部分が私有地である場合がある。私設看板に書かれてある通り私有地部分の関係者は事故賠償などの負わないとされる[3]。土砂崩れが無ければ起点6.6km地点で自動車通行可能区間は終了となる。久木側は自動車通行不能の未舗装道路で路肩が危険な箇所があったり、森の深くにいくにつれて道の轍が薄くなる。猟の区域で猟師が行き来する場合があり地元住民ではない人間が誤って本線からそれ、道無き道に迷ってしまうと誤射の危険が伴うため注意が必要である。

白浜町庄川(しゃがわ)地区の東部から終点まで2011年現在、未開通である。迂回路として和歌山県道36号上富田すさみ線和歌山県道220号岩田保呂線がある。

路線データ

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  • 陸上距離:2.8km(未開通区間を除く)(実延長:10.759km)
  • 起点:和歌山県西牟婁郡白浜町庄川(庄川口交差点、国道42号
  • 終点:和歌山県西牟婁郡白浜町久木(和歌山県道37号日置川大塔線

道路施設

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トンネル

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  • 無名墜道(むめいずいどう)[4]
    • 竣工年:明治8年(1875年)
    • 管理者:西牟婁振興局
    • 延長:2.40m
    • 幅員合計:2.50m
      • 車道幅員:1.70m
      • 路肩幅員:0.80m
    • 有効高:1.60m

沿革

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  • 大正12年郡道北富田日置川線から北富田村道に降格[5][6]
  • 昭和3年既存の北富田村道が県道に再昇格[7]
  • 昭和34年県道三尾川紀伊富田停車場線と認定[1]
  • 昭和58年県道三尾川紀伊富田停車場線から県道213号白浜久木線と改称[8]

地理

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通過する自治体

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  • 和歌山県
    • 西牟婁郡白浜町

主な接続路線

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関連項目

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注釈

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  1. ^ a b 平成28年2月 和歌山県議会定例会会議録 第4号(全文)
  2. ^ 平成27年9月 和歌山県議会定例会会議録 第4号(秋月史成議員の質疑及び一般質問)
  3. ^ 道路上での事故を負うべきは道路管理者であるため
  4. ^ 道路トンネル大鑑(昭和43年(1968年)/土木界通信社)では「〃」(岡阪隧道)とあるがまったく別路線のトンネルであるため誤解や誤植の可能性が高く、管理者や竣工年も記載している平成16年度道路施設現況調査(国土交通省)、平成17年度道路施設現況調査の正確な資料を参考にした。
  5. ^ 白浜町誌 本編 下巻二から
  6. ^ 西牟婁郡統計書. 大正10年 – 「白浜町誌 本編 下巻二」に当該の路線を西牟婁12個の群道の1つ『北富田周参見線』とし、富田地域にフォーカスされると『北富田日置川線』という名称になる。大正12年以前に『北富田日置川線』は「白浜町誌 本編 下巻二」以外の資料 「西牟婁郡統計書. 大正10年」にも『北富田周参見線』と計上されており、『北富田日置線』は『北富田周参見線』の一部区間の路線名と考えられるか、もしくは大正10年~12年の間に名称が変更された可能性がある
  7. ^ 白浜町誌 本編 下巻二から。
  8. ^ 平成21年6月 和歌山県議会定例会会議録 第4号(町田 亘議員の質疑及び一般質問)から