マルタイ
表示
(味のマルタイから転送)
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査役会設置会社 |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒819-0193 福岡市西区今宿青木1042-1 北緯33度34分4.1秒 東経130度17分31.3秒 / 北緯33.567806度 東経130.292028度座標: 北緯33度34分4.1秒 東経130度17分31.3秒 / 北緯33.567806度 東経130.292028度 |
設立 |
1963年(昭和38年)12月1日 (創業:1947年(昭和22年)5月) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 5290001000577 |
事業内容 | 麺類および調味料ならびに菓子の製造販売 他 |
代表者 | 代表取締役社長 川島英広 |
資本金 |
19億8963万円 (2022年3月31日現在)[1] |
発行済株式総数 |
192万2000株 (2022年3月31日現在)[1] |
売上高 |
単独: 79億4993万1000円 (2022年3月期)[1] |
営業利益 |
単独: 6億5902万2000円 (2022年3月期)[1] |
経常利益 |
単独: 7億2920万8000円 (2022年3月期)[1] |
純利益 |
単独: 4億9189万8000円 (2022年3月期)[1] |
純資産 |
単独: 90億2177万0000円 (2022年3月31日現在)[1] |
総資産 |
単独: 131億8648万7000円 (2022年3月31日現在)[1] |
従業員数 | 単独: 184人(2022年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人[1] |
主要株主 |
西部ガスホールディングス株式会社 33.55% サンヨー食品株式会社 20.15% 株式会社福岡銀行 4.36% 凸版印刷株式会社 3.22% 丸東産業株式会社 2.71% 株式会社シマ・クリエイティブハウス 2.29% 大陽製粉株式会社 2.19% 株式会社福岡中央銀行 2.01% 日本トーカンパッケージ株式会社 1.79% 藤田喜代子 1.61% (2022年3月31日現在)[1] |
関係する人物 | 藤田泰一郎(創業者) |
外部リンク | https://www.marutai.co.jp/ |
特記事項:創業は1947年。実質上の存続会社、株式会社泰明堂は1960年6月1日に設立。 |
株式会社マルタイ(英: MARUTAI CO.,LTD.[2])は、福岡県福岡市西区に本社を置く、主にインスタントラーメンを中心とする食品加工会社である。「味のマルタイ」の商標名でその名を知られる。福岡証券取引所単独上場銘柄である。社名の由来は創業者の藤田泰一郎(ふじた たいいちろう)から「泰」を丸で囲み「マルタイ」とした。
概要
[編集]インスタントラーメン、カップ麺などの製造販売をおこなっている。看板商品の「即席マルタイラーメン」(レギュラータイプ)は棒状タイプ(乾麺)のインスタントラーメンでは発売から60年もの歴史を持つロングセラー商品である。九州を中心に西日本で高いシェアを誇り、首都圏でも販売されている。また1979年に発売された「長崎皿うどん」などの揚げ焼そばシリーズも、現在では同社を代表する商品の一つとなっており、近年では期間限定の半生めんなども販売されている。袋麺(屋台ラーメンなど)やカップ麺(長崎ちゃんぽんなど)の製造は、2013年までにサンヨー食品(太平食品工業九州工場)に委託しており、現在は棒ラーメンと皿うどんの製造事業に集中している。一般社団法人日本即席食品工業協会に加盟している。
事業所
[編集]- 本社・福岡工場・福岡営業所 - 福岡市西区今宿青木1042-1
- 佐賀工場 - 佐賀県唐津市石志4100-1
- 北波多工場 - 佐賀県唐津市北波多田中91
- 広島営業所 - 広島市佐伯区楽々園3-5-28-104
- 大阪営業所 - 大阪市淀川区宮原5-1-18-808
- 名古屋営業所 - 名古屋市名東区名東本通4-45-7C
- 東京営業所 - 東京都千代田区神田多町2-11-4F
沿革
[編集]- 1947年(昭和22年)5月 - 藤田泰一郎が福岡市高砂町(現:中央区高砂)で「泰明堂」として創業。製麺業を始める。
- 1959年(昭和34年)11月 - 棒状のインスタントラーメン(棒ラーメン)「即席マルタイラーメン」を発売。
- 1960年(昭和35年)
- 1961年(昭和36年)2月 - 東京営業所開設。
- 1962年(昭和37年)8月 - 大阪営業所開設。
- 1963年(昭和38年)
- 3月 - 広島営業所開設。
- 12月 - 販売部門を株式会社マルタイに分離。
- 1964年(昭和39年)5月 - 油揚げ麺(袋麺)の生産開始。
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)
- 1969年(昭和44年)8月 - 九州とんこつラーメンのインスタント化第一号商品「屋台ラーメン」発売。
- 1975年(昭和50年)
- 1976年(昭和51年)7月31日 - 株式会社マルタイと株式会社泰明堂が合併、マルタイ泰明堂株式会社となる。(存続会社はマルタイ)
- 1976年(昭和51年)9月 - 「長崎ちゃんぽん」を業界で初めてカップ麺で発売。
- 1979年(昭和54年)7月 - 油揚げ焼そば「長崎皿うどん」を発売。
- 1980年(昭和55年)5月 - 本社を福岡市西区周船寺に移転。
- 1983年(昭和58年)
- 3月 - 半生めん工場を竣工。
- 6月 - 鹿児島出張所開設。
- 1985年(昭和60年)8月 - 佐賀工場に最新鋭の製めんライン完成。
- 1988年(昭和63年)8月 - 周船寺社屋落成。
- 1990年(平成2年)12月 - 株式会社マルタイに商号変更。同時にCI導入。
- 1995年(平成7年)9月29日 - 株式を福岡証券取引所に上場。
- 2000年(平成12年)11月 - 「20世紀食品産業発展賞」を受賞。
- 2005年(平成17年)8月 - 通信販売を開始。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)10月 - サンヨー食品株式会社との資本・業務提携を発表。
- 2009年(平成21年)11月 - 「即席マルタイラーメン」発売50周年。
- 2010年(平成22年)9月 - サンヨー食品九州工場(福岡県飯塚市)に於いてマルタイが販売する袋麺(長崎皿うどんを除く)の委託生産を開始。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
商品
[編集]- 棒ラーメン
- 即席マルタイラーメン
- 屋台とんこつ味棒ラーメン
- ごましょうゆ味棒ラーメン
- 醤油とんこつ棒ラーメン
- 辛子高菜風味棒ラーメン
- 博多とんこつラーメン
- 熊本黒マー油とんこつラーメン
- 鹿児島黒豚とんこつラーメン
- 長崎あごだし入り醤油ラーメン
- 宮崎辛麺風ラーメン
- 佐賀牛塩ラーメン
- 大分鶏白湯ラーメン
- 久留米濃厚とんこつラーメン
- 皿うどん
- 長崎皿うどん
- 皿うどん香ばし醤油味
- 長崎皿うどんオイスターソース味
- 太麺皿うどん
- サクッと皿うどん
- 皿うどん白湯風味
- 皿うどん醤油風味
- 四海樓監修長崎皿うどん
- 四海樓監修太麺長崎皿うどん
- 四海樓やわらか太麺長崎皿うどん
- パリパリサラダ麺
- 野菜宣言サラダ麺チキン風味
- やさしいおからサラダ麺
- 野菜宣言おからサラダ麺チキン風味
- カップめん
- 長崎ちゃんぽん
- 九州産高菜ラーメンとんこつ味
- 博多長浜ラーメンカップ
- カップ・マルタイラーメン醤油味
- 博多焼豚ラーメン
- カップ・マルタイ焼きそば
- 味よか隊とんこつラーメン博多
- 味よか隊とんこつラーメン熊本
- 味よか隊とんこつラーメン鹿児島
- 味よか隊鶏白湯ラーメン大分
- 縦型ちゃんぽん
- 縦型高菜ラーメン
- 縦型マルタイラーメン
- 縦型博多ごぼう天うどん
- 元祖長浜屋協力豚骨ラーメン
- 元祖泡系一幸舎監修豚骨ラーメン
- 長崎亭監修ちゃんぽん
- 袋めん
- 屋台ラーメンとんこつ味5食入パック
- ラーメン「これだ」5食入パック
- 袋・マルタイラーメン5食入パック
- 袋元祖長浜屋協力 豚骨ラーメン5食
- 袋・一幸舎監修豚骨ラーメン5食
- その他
- カップしるこ
広報活動
[編集]提供番組
[編集]- 菅田将暉のオールナイトニッポン(ニッポン放送) - 2017年7月からスポンサーとなる。
CMタレント
[編集]- 月の家圓鏡 - 1970年頃 5秒CM。
- ツービート - 1980年頃、「とん珍めん」のCMに出演。
- 久保ミツロウ - 2017年に広告イラストを担当。
- 波田陽区 - 2018年からCMキャラクターを担当。
コラボレーション
[編集]- JR東海 - 保線機械の一種「マルチプルタイタンパー」の略称「マルタイ」繋がりで「マルチプルタイタンパーラーメン」というコラボレーション企画を開催[3]。
ネーミングライツ
[編集]- 福岡PayPayドームのファウルポール - 2022年シーズンに福岡ソフトバンクホークスの本拠地であるPayPayドームの両翼にある「ファウルポール」のネーミングライツ契約を締結し「マルタイ棒ラーメンポール」と命名[4]。ホークスの主催する公式戦でポールに打球を当てた選手には棒ラーメン1年分が贈呈される[5]。同年4月27日の対埼玉西武ライオンズ戦の8回に社長の見藤史朗が観戦している中、ライト側ポール直撃のソロ本塁打を打った中村晃が贈呈第1号となった[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 株式会社マルタイ『第59期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)有価証券報告書』(レポート)、2022年6月23日。
- ^ 株式会社マルタイ 定款 第1章第1条
- ^ “鉄道とラーメン「マルタイ」同士の奇跡コラボ「マルチプルタイタンパーラーメン」”. 鉄道新聞. (2021年1月26日)
- ^ “日本初「ファウルポール」に命名! ソフトバンクが異例のネーミングライツ導入”. BASEBALL KING (2022年3月1日). 2022年3月1日閲覧。
- ^ “鷹・本拠地の「マルタイ棒ラーメンポール」対戦相手にも“1年分贈呈”へ”. BASEBALL KING. (2022年3月9日) 2022年4月12日閲覧。
- ^ “「マルタイ棒ラーメンポール」直撃1号弾の中村晃選手へ贈呈式”. 福岡ソフトバンクホークス (2022年5月6日). 2022年7月11日閲覧。
関連項目
[編集]- サンポー食品 - 佐賀県三養基郡基山町に本社を置く即席麺などの食品会社で、マルタイと同様、九州で高いシェアを持っている。
- 久保ミツロウ - 漫画家。長崎県出身。マルタイの広告イラストを担当。京急電鉄などの車内広告で随時掲示される。
外部リンク
[編集]- 味のマルタイ 公式サイト
- 味のマルタイ【公式】 (@@marutai) - X(旧Twitter)
- 株式会社マルタイ - 公式Facebook
- マルタイラーメン - 楽天市場店
- マルタイラーメン - Yahooショップ