周達生
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人物情報 | |
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生誕 |
1931年5月6日 日本 兵庫県神戸市 |
死没 |
2014年5月4日 (82歳没) 日本 兵庫県神戸市 |
出身校 | 甲南大学 |
学問 | |
研究分野 | 民族学・文化人類学 |
研究機関 | 国立民族学博物館・関西学院大学 |
周 達生(しゅう たっせい・男性、1931年5月6日[1] - 2014年5月4日)は、在日中国人の民族学者・文化人類学者。国立民族学博物館名誉教授。専攻は動物生態学・物質文化論。
来歴・人物
[編集]1931年、兵庫県神戸市生まれ。旧制神戸一中・神戸高校を経て、甲南大学文理学部理学科卒業。
京都大学理学部動物行動学研究室研究員を経て、1979年、国立民族学博物館の館長を務めていた梅棹忠夫に誘われ、研究員として勤務し始める。同助教授、教授を務め、総合研究大学院大学教授も併任。1995年3月末をもって定年退職となり同名誉教授。1995年より1年間、関西学院大学総合政策学部教授を務めた。
2014年5月4日午前8時10分、肺炎のため神戸市中央区の病院で死去。82歳没。[2]
主な著作
[編集]- 『お茶の文化誌―その民族学的研究―』(福武書店)
- 『中国の食文化』(創元社)
- 『民族動物学ノート』(福武書店)
- 『東アジアの食文化探検』(三省堂選書・三省堂)
- 『民族動物学ノート―アジアのフィールドから―』(東京大学出版会)
- 『文化としての食と旅』(清水書院)
- 『あれも食べたこれも食べた―雑学の雑学』(中央公論新社)
- 『カエルを釣る、カエルを食べる―両生類の雑学ノート―』(平凡社新書・平凡社)
- 『昭和なつかし博物学-「そういえばあったね!」を探検する-』(平凡社新書・平凡社)
- 『梅棹さんのサギシラズ―「キング」で学び、百均で探る』(のじきく文庫・神戸新聞総合出版センター)
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.294
- ^ 国立民族学博物館名誉教授の周達生さん死去 朝日新聞 2014年5月9日