呉日晶
呉日晶 오일정 | |
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生年月日 | 1954年 |
出生地 | 朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市 |
出身校 |
金日成総合大学 金日成軍事総合大学 |
所属政党 | 朝鮮労働党 |
最高人民会議代議員 | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2014年3月9日 - 2019年3月10日 |
元首 | 金正恩(2011年 - ) |
朝鮮労働党中央委員会政治局委員 | |
在任期間 | 2021年1月11日 - |
総書記 | 金正恩(2021年 - ) |
在任期間 | 2021年1月11日 - |
総書記 | 金正恩(2021年 - ) |
在任期間 | 2021年1月11日 - |
委員長 | 金正恩(2012年 - ) |
朝鮮労働党中央委員会軍政指導部長 | |
在任期間 | 2021年1月11日 - |
総書記 | 金正恩(2021年 - ) |
その他の職歴 | |
朝鮮労働党中央委員会委員 (2019年4月10日 - 2016年5月9日 2020年12月31日 - ) |
呉日晶 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 오일정 |
漢字: | 呉日正 |
発音: | オ・イルチョン |
RR式: | O Iljeong |
MR式: | O Ilchŏng |
英語表記: | O Il-jong |
呉 日晶(呉 日正、オ・イルチョン、朝鮮語: 오일정、1954年 - )は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人、政治家。朝鮮労働党中央委員会政治局委員、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、党中央委員会軍政指導部長。朝鮮労働党軍事部長、朝鮮労働党組織指導部副部長、労農赤衛隊司令官などを歴任。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は大将。父は「パルチザン第一世代」の呉振宇元人民武力部長で、日晶は「パルチザン2世」にあたる[1]。
経歴
[編集]1954年に平壌直轄市で生まれた。父・呉振宇は、抗日パルチザンの東北抗日聯軍出身で、若き日から金日成一族(いわゆる白頭血統)から絶大な信頼を受け、人民武力部長などを歴任した。
金日成総合大学、金日成軍事総合大学を卒業した。ただ金正日の弟金平一と南山高級中学校・金日成総合大学の同窓生だったため、党幹部として重用されることは無いとの見方が強かった。軍では主に対外業務を担当していたのだが、1980-1984年エジプト大使館武官部の副武官、1985-1988年対外工作局指導員上級指導員3部副部長、1989-1992年連隊長,旅団長[2]、1992年に少将、2010年9月に中将に昇進し、朝鮮労働党第3回党代表者会で朝鮮労働党中央委員会委員、党軍事部長に選出された[3]。2011年に上将に昇進し[4]、労農赤衛隊司令官に就任した。2014年に最高人民会議第13期代議員に選出された。2015年10月ごろから金正恩第一書記に同行することが多くなり、同じくパルチザン2世の崔龍海とともに存在感が高まった[1]。しかし、同年12月には少将に2階級降格され、部長職も解任された可能性があるという[5][6]。2018年には朝鮮労働党組織指導部副部長に就任した。2019年12月に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会で、朝鮮労働党中央委員会部長に任命された[7]。
2021年1月5日から開催された朝鮮労働党第8次大会で中央委員会委員に再選され[8]、1月10日に開催された党中央委員会第8期第1回総会で朝鮮労働党中央委員会政治局委員、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、党軍政指導部長に選出された[9]。
2022年4月14日、金正恩党中央軍事委員長の指令により、大将に昇格した[10]。
脚注
[編集]- ^ a b 北朝鮮権力層に変化 存在感を強める「パルチザン2世」たち デイリーNK 2015年1月16日
- ^ 오일정O Il Jeong - 連合ニュース
- ^ 党代表者会を通じ大々的な人事改変 デイリーNK 2010年9月29日
- ^ 金正日が太陽節を迎え軍の昇進人事を断行 デイリーNK 2011年4月13日
- ^ 金正恩氏「パルチザン2世」をけん制か…相次ぐ降格 デイリーNK 2016年8月8日
- ^ パルチザン一族にも触れた金正恩委員長…元人民武力部長の息子3人解任 中央日報 2017年1月25日
- ^ 「世界は新たな戦略兵器を目撃する」金正恩氏、党総会で宣言 デイリーNK 2020年1月1日
- ^ 북, 8차 당대회서 김정은 위원장 당 총비서로 추대 統一ニュース 2021年1月11日
- ^ 북, 당 정치국·비서 등 선출..규율 전담 당 중앙검사위도 (명단) 統一ニュース 2021年1月11日
- ^ “朝鮮中央通信 | 記事 | 党中央軍事委委員長が指揮メンバーの軍事称号を上げることを命令”. www.kcna.kp. 2022年4月15日閲覧。