吹上町中原
吹上町中原 | |
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北緯31度30分31.1秒 東経130度20分57.9秒 / 北緯31.508639度 東経130.349417度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 日置市 |
地域 | 吹上地域 |
人口 (2020年10月1日現在) | |
• 合計 | 1,500人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
899-3301 |
市外局番 | 099 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
吹上町中原(ふきあげちょうなかはら)は、鹿児島県日置市の大字[1]。旧阿多郡伊作郷中原村、阿多郡伊作村大字中原、日置郡伊作町大字中原、日置郡吹上町中原。人口は1,500人、世帯数は657世帯(2020年10月1日現在)[2]。郵便番号は899-3301。
地理
[編集]日置市の南部、伊作川の中流域に位置している。字域の北方には吹上町田尻、吹上町花熟里、南方には吹上町中之里、東方には吹上町湯之浦、吹上町与倉、西方には吹上町今田がそれぞれ接しており、西方の一部が東シナ海に面している。
西部に薩摩湖などの湖沼が広がり、付近には松林(防砂林)が広がっている。字域の南部には吹上市街地があり、日置市役所吹上支所、日置市立伊作小学校などが所在している。
1984年(昭和59年)までは字域内を鹿児島交通枕崎線が南北に通っており、市街地の西端あたりに伊作駅、中部に薩摩湖駅、北部に吹上浜駅が所在していた。伊作駅は現在、バスターミナル及びふきあげ図書館となっている。また、線路跡は現在自転車道に転用されており、一部は鹿児島県道加世田日吉自転車道線となっている。
中央部には国道270号が南北に通り、南部の中原交差点より東方(鹿児島市方面)に向けて鹿児島県道22号谷山伊作線、西方に向けて鹿児島県道294号湯之浦伊作停車場線が通り、県道294号は伊作駅跡で終点となっている。北部には日置市立吹上中学校が所在しており、付近にある吹上中前交差点では国道270号から北東方面に鹿児島県道296号田之頭吹上線が分岐している。
河川
[編集]- 伊作川
湖沼
[編集]歴史
[編集]成立から町村制施行まで
[編集]中原という地名は鎌倉期より見え、薩摩国伊作荘の名田名であった。正応2年の伊作荘領家雑掌地頭代など和与状に下司名として見え、その規模は居屋敷及び一門輩居園が26か所、名頭園16か所とある。
江戸期には薩摩国阿多郡伊作郷(外城)のうちであり、村高は「天保郷帳」では1,550石余、「旧高旧領」では791石余とある。
町村制施行以降
[編集]1889年(明治22年)に伊作村の大字「中原」となり、1922年(大正11年)には伊作村が町制施行し伊作町の大字となった。その後1930年(昭和5年)には伊作町が永吉村と新設合併し吹上町の大字「中原」となった[1]。
2005年(平成17年)に吹上町が日吉町、伊集院町、東市来町と合併し日置市となり、大字名は従来の大字名に旧自治体名を冠した名称となり、「吹上町中原」となった。
施設
[編集]- 公共
- 教育
- 郵便局
- 吹上郵便局
- 寺社
- 蛭子神社
- 石亀神社
- 大汝牟遅神社
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる
大字 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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吹上町中原 | 全域 | 日置市立伊作小学校 | 日置市立吹上中学校 |
交通
[編集]道路
[編集]- 国道
- 県道
- 自転車道
脚注
[編集]- ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.478
- ^ “国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ “交番・駐在所等の所在地・電話番号”. 鹿児島県警察. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “年1億円弱繰り入れる市所有の宿泊2施設で「大量退職」 赤字続きにコロナが打撃…経営再建中に人繰りの懸念も”. 南日本新聞. 2023年5月1日閲覧。
関連項目
[編集]座標: 北緯31度30分31.1秒 東経130度20分57.9秒 / 北緯31.508639度 東経130.349417度