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1114 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『1114』
EXILE SHOKICHI / SHO HENDRIXスタジオ・アルバム
リリース
録音 2018年 - 2019年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
ヒップホップ
ロック
R&B
時間
レーベル rhythm zone
プロデュース 松浦勝人
Katsumi Kuroiwa
EXILE HIRO
チャート最高順位
EXILE SHOKICHI / SHO HENDRIX アルバム 年表
THE FUTURE
(2016年)
1114
(2019年)
DOZEN ROSES
(2024年)
『1114』収録のシングル
  1. Underdog
    リリース: 2018年5月23日
  2. Futen Boyz
    リリース: 2018年10月3日
  3. 「君に会うために僕は生まれてきたんだ」
    リリース: 2019年3月14日(配信)
  4. 「サイケデリックロマンス feat. SALU」
    リリース: 2019年4月17日(配信)
ミュージックビデオ
「Underdog」 - YouTube
「Futen Boyz」 - YouTube
「君に会うために僕は生まれてきたんだ」 - YouTube
「サイケデリックロマンス feat. SALU」 - YouTube
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1114』(イレブンフォーティーン)は、2019年5月15日にrhythm zoneから発売された、EXILE SHOKICHIの2枚目のオリジナルアルバム[6]

概要

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前作『THE FUTURE』から約3年振りのアルバム。初回生産限定盤「CD+DVD」、「CD+Blu-ray Disc」、通常盤「CD+DVD」、「CD+Blu-ray Disc」、「CDのみ」5種類で発売。初回生産限定盤には映像ディスク+フォトブック同梱し、さらに映像ディスクにMusic Videoに加え、本作制作から初のソロ全国アリーナツアーEXILE SHOKICHI LIVE TOUR 2019 "UNDERDOGG"に懸けるSHOKICHIを追ったドキュメント映像「STORY OF 1114」を収録。オフィシャルファンクラブ&モバイルサイト限定特典はラジオ番組風にトークを収録した特典CD「RADIO STATION 1114MHz(特典CD)」[7]

「白夜」のSpecial Videoは2018年12月に発売したSHOKICHIの写真集『BYAKUYA』撮影時のオフショットとドキュメント映像[6]

「マボロシ」が2019年5月8日レコチョクに先行配信[8]

本作はSHOKICHIが全曲作詞・作曲を手掛けた。アルバムの全体的なコンセプトはソロツアーをイメージして作っていった[9]

タイトルについて

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タイトル「1114」は、2016年4月27日にリリースした前作ファースト・ソロ・アルバム『THE FUTURE』からの日数を冠したもの[6]。 意味は「前作のアルバムから1114日経った、これだけの日数の音楽が積み重なって生まれた」[10]

デザイン

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ジャケット写真は、石膏で型をとったSHOKICHI本人の顔をデザインしたもの[6]。右手で右目を覆い隠し、左目はプロビデンスの目(神の全能の目)と言う[11]。本人曰く「未来を見据える目。今の自分を残したい、今の自分はまだずっと未来を見つめている」[11]

このジャケットのメッセージは「いろんな音楽のジャンルのプラグに繋がれた自分が右目を隠して、左目で未来を見据えている」[12]

楽曲について

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  • 1曲目「1114 Miracles」と2曲目「マボロシ」
    ひとつのストーリーのように繋がっていた。本人曰く「これまでの軌跡や今の心境をリアルに落とし込んでいる。」[11]
  • 3曲目「サイケデリックロマンス feat. SALU」
    3枚目配信シングル。SALUの楽曲「Good Vibes Only feat.JP THE WAVY,EXILE SHOKICHI」のようなハッピーなサマーチューンをイメージして制作された楽曲[13]
  • 4曲目「Ooo!」
    もともとはEXILEの曲「STEP UP」を作るためにプロデューサーチームThe Stereotypes集まりました。ただ、その曲の制作が少し早く終わったので、余った1時間で制作した。曲は15分ぐらいで作った[14]、間奏の音はギターの音てはなく、SHOKICHI自身がスキャットした声をギターの音色に加工したもの[15]
  • 5曲目Underdog
    5枚目シングルの表題曲、バンド感あふれるロックテイストポジティブソング[16]。“Underdog“は“負け犬”と言うイメージで使っているけど、実は“叩き上げ”とか“成り上がり”要するに、“ストリート出身”という意味もある[17]
  • 6曲目プラトニック・ラブ
    6枚目シングルのカップリング曲。political(=政治的)な詞に挑戦したの楽曲[14]
  • 7曲目「白夜」
    写真集『BYAKUYA』のために書き下ろした楽曲[18]J-POPとR&Bがミックスされて、J-R&Bのおいしいところ取りみたいな感じていた作品[19]
  • 8曲目「Midnight Traffic」
    「夜の渋滞にかけて進まないもどかしい恋」ダブルミーニングの楽曲[20]。トラックは3年前に作ったもの[19]。歌詞はSHOKICHIが仕事帰りの車で渋滞にはまってしまった時に思いついた[21]
  • 9曲目Futen Boyz
    6枚目シングルの表題曲。 映画『DTC – 湯けむり純情篇- from HIGH&LOW』のために書き下ろした楽曲[22]
    楽曲のサウンドは50年代のロカビリーロックンロールのイメージがある[22]、映画『クライ・ベイビー』やエルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」を参照した[23]
  • 10曲目「Bad Speed Play」
    テックハウスのジャンルに挑戦した作品[21]
  • 11曲目「君に会うために僕は生まれてきたんだ」
    2枚目配信シングル。2枚目シングルの表題曲「The One」を作ったメンバーと一緒に作った作品、シンプルに作れたバースデーソング[24]

メディアでの使用

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サイケデリックロマンス feat. SALU
テレビ朝日系『お願い!ランキング』2019年5月度エンディングテーマ
Underdog
テレビ朝日系お願い!ランキング』2018年5月度エンディングテーマ
ムービーコミックバトルスタディーズ 」主題歌[25]
北海道マラソン2019 オフィシャルソング[26]
Futen Boyz
映画『DTC – 湯けむり純情篇- from HIGH&LOW』のオープニングテーマ[22]

収録曲

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CD
#タイトル作詞作曲時間
1.「1114 Miracles」SHOKICHISHOKICHI、Andrew Eagle、Ben Mantis
2.「マボロシ」SHOKICHI、JAY'ED、P-CHOSKY BEATZ、SHOKICHI、JAY'ED、P-CHO
3.「サイケデリックロマンス feat. SALU」SHOKICHI、SALU、TOMAAva1anche、SHOKICHI、SALU、TOMA
4.「Ooo!」Jonathan Yip、Ray Romulus、Jeremy Reeves、Ray Charles McCullough II、August Rig、SHOKICHIJonathan Yip、Ray Romulus、Jeremy Reeves、Ray Charles McCullough II、August Rig、SHOKICHI
5.UnderdogSHOKICHIUTA、Hi-yunk、SHOKICHI
6.プラトニック・ラブSHOKICHI、TOMA、D&HSHOKICHI、TOMA、D&H
7.「白夜」SHOKICHI、TOMA、UTA 
8.「Midnight Traffic」SHOKICHISHOKICHI、T-SKSIRIUS、BIG-F
9.Futen BoyzSHOKICHISKY BEATZ、CHRIS HOPE、SHOKICHI
10.「Bad Speed Play」SHOKICHINAKKID、SHOKICHI
11.「君に会うために僕は生まれてきたんだ」SHOKICHISUNNY BOY、SHOKICHI
合計時間:
Disc2(DVD / Blu-ray Disc)
#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「Underdog」(Music Video)  大橋尚広(HAVIT ART STUDIO)
2.「Futen Boyz」(Music Video)  二宮“NINO”大輔
3.「君に会うために僕は生まれてきたんだ」(Music Video)  須永秀明
4.「サイケデリックロマンス feat. SALU」(Music Video)  tatsuaki
5.「白夜(Special Video)」  中村哲平
6.「STORY OF 1114(約40分収録)」(初回生産限定盤 のみ収録)  Yu-ya HARA

脚注

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  1. ^ オリコン デイリー アルバムランキング 2019年05月14日付”. オリコン (2019年5月15日). 2019年5月15日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 週間 アルバムランキング 2019年05月27日付”. オリコン (2019年5月22日). 2019年5月22日閲覧。
  3. ^ 月間 アルバムランキング 2019年05月度 ”. オリコン (2019年6月12日). 2019年5月22日閲覧。
  4. ^ 【ビルボード】ももクロ『MOMOIRO CLOVER Z』が5.5万枚売り上げてALセールス首位獲得、EXILE SHOKICHI/『Fate/Grand Order』サントラが続く”. Billboard JAPAN (2019年5月20日). 2019年5月20日閲覧。
  5. ^ Billboard Japan Hot Albums 2019/05/27 付け”. Billboard JAPAN (2019年5月). 2019年6月12日閲覧。
  6. ^ a b c d “EXILE SHOKICHI、ニューアルバム『1114』の詳細解禁”. OKMusic. (2019年4月11日). https://web.archive.org/web/20190422061537/https://okmusic.jp/news/332375 2019年4月22日閲覧。 
  7. ^ “【EXILE SHOKICHI】New Album「1114」発売記念!オフィシャルファンクラブ&モバイルサイト限定「オリジナル特典」決定!!ご予約受付け中!!”. EXILE SHOKICHI OFFICIAL WEBSITE. (2019年2月21日). https://exile-shokichi.jp/news/detail.php?id=1070139 2019年6月18日閲覧。 
  8. ^ “EXILE SHOKICHI、ニューアルバム『1114』の詳細解禁”. EXILE TRIBE FAMILY. (2019年5月8日). https://exfamily.jp/news-detail/21552 2019年5月8日閲覧。 
  9. ^ SHOKICHI(インタビュアー:ザテレビジョン)「SHOKICHIがアルバムリリース! 濃密な1114日間の集大成を1枚に」『ザテレビジョン』、2019年5月20日https://thetv.jp/news/detail/190558/2019年6月23日閲覧 
  10. ^ 4MEEE的“いい男”にClose up!EXILE SHOKICHI”. 4MEEE. 4MEEE (2019年5月3日). 2019年5月15日閲覧。
  11. ^ a b c EXILE SHOKICHIが語る!「このアーティストがヤバい」と思うのは…”. J-WAVE NEWS. J-WAVE (2019年5月14日). 2019年5月15日閲覧。
  12. ^ SHOKICHI(インタビュアー:ザテレビジョン)「SHOKICHIがアルバムリリース! 濃密な1114日間の集大成を1枚に」『ザテレビジョン』、2頁、2019年5月20日https://thetv.jp/news/detail/190558/2019年6月23日閲覧 
  13. ^ SHOKICHI(インタビュアー:川倉由起子)「LDHの異端児・EXILE SHOKICHIが描く未来図「LDHを代表するプロデューサーを目指す」」『ORICON NEWS』、2019年5月11日https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52985/2019年5月16日閲覧 
  14. ^ a b SHOKICHI(インタビュアー:桂泉晴名)「EXILE SHOKICHI「音楽に真摯に向き合えた期間」ソロ活動での成長の集大成」『MusicVoice』、2019年5月13日https://www.musicvoice.jp/news/118744/2019年5月16日閲覧 
  15. ^ SHOKICHI(インタビュアー:東條祥恵)「【インタビュー】EXILE SHOKICHI、自身の音楽ルーツを昇華させた渾身作『1114』」『BARKS』、2019年5月15日https://www.barks.jp/news/?id=10001672132019年5月16日閲覧 
  16. ^ SHOKICHI(インタビュアー:上野真由香)「EXILE・SHOKICHIにちゃっかり恋愛相談♡簡単にできる男性のオトし方」『NET ViVi』、2018年5月26日http://ipv4.vivi.tv/topics/2016/05/6730/2019年6月28日閲覧 
  17. ^ SHOKICHI(インタビュアー:川倉由起子)「タイトルから目を引く楽曲作りにこだわりました。EXILE SHOKICHI『1114』インタビュー」『mu-moステーション』、2019年5月21日https://station.mu-mo.net/articles/6e2LF2019年5月16日閲覧 
  18. ^ “EXILE SHOKICHI、1st写真集『BYAKUYA』の収録写真を一部公開”. Real Sound (realsound.jp). (2018年12月10日). https://realsound.jp/2018/12/post-290895.html 2019年6月23日閲覧。 
  19. ^ a b SHOKICHI(インタビュアー:宗像明将)「EXILE SHOKICHIが語る、ソロ作『1114』で目指したもの 「今はトレンドを意識してない」『Real Sound』、2019年5月15日https://realsound.jp/2019/05/post-360120.html 2019年5月16日閲覧 
  20. ^ SHOKICHI(インタビュアー:BARKS編集部)「EXILE SHOKICHIが全曲作詞/作曲を手がけた渾身作、2ndアルバム『1114』完成!~今日までの自身の音楽ルーツを振り返る~」『recolog』、2019年5月15日https://recochoku.jp/ch/recolog/20190515100035/22019年5月26日閲覧 
  21. ^ a b SHOKICHI(インタビュアー:Natsumi.K)「EXILE SHOKICHI 渾身のソロアルバム『1114』を語るーー己を研ぎ澄ました1114日の歳月」『SPICE』、2019年5月30日https://spice.eplus.jp/articles/2381892019年5月31日閲覧 
  22. ^ a b c SHOKICHI(インタビュアー:modelpress編集部)「EXILE SHOKICHI、受け継ぐ「HIROさんのイズム」とは?実弟・八木将康との初コラボの裏側も明かす<インタビュー>」『モデルプレス』、2018年10月3日https://mdpr.jp/interview/detail/17964872019年5月25日閲覧 
  23. ^ SHOKICHI(インタビュアー:麦倉正樹)「EXILE SHOKICHIが語る、ソロ活動とグループでの役割「培ってきた音楽をEXILEに反映させる」」『Real Sound』、2018年9月28日https://realsound.jp/2018/09/post-256101.html2019年6月23日閲覧 
  24. ^ SHOKICHI(インタビュアー:桂泉晴名)「EXILE SHOKICHI「大切な人を祝う時の曲に」ストレートなバラード曲に込めた想い」『MusicVoice』、2019年4月30日https://www.musicvoice.jp/news/118725/2019年5月21日閲覧 
  25. ^ “「バトルスタディーズ」ムービーコミック化、主人公・狩野笑太郎は置鮎龍太郎”. コミックナタリー. (2018年7月19日). https://natalie.mu/comic/news/291639 2019年4月22日閲覧。 
  26. ^ オフィシャルソングは、EXILE SHOKICHIの「Underdog」”. 【公式】北海道マラソン2019. 北海道マラソン (2019年6月5日). 2019年6月23日閲覧。

参考文献

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  • EXILE SHOKICHI「1114 (CD+Blu-ray)【初回生産限定盤】」のブックレット、rhythm zone、 2019年5月15日 JAN 4988064868445 / RZCD-86844/B

外部リンク

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