向日恒喜
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向日 恒喜(むかい つねき)は、日本の経営情報学・経営工学者。中京大学経営学部経営学科教授、元学部長。博士(工学)(大阪工業大学)。産業カウンセラー。経営情報学会大会委員会2024理事[1]。経営行動科学学会第25回年次大会実行委員会副委員長[2]。
専門は、経営工学・経営情報学、経営管理論・ナレッジマネジメント、行動科学。
略歴
[編集]1990年大阪工業大学工学部経営工学科(現:情報科学部データサイエンス学科)卒業。1992年同大学大学院工学研究科経営工学専攻修士課程修了。1997年同大学院工学研究科経営工学専攻博士課程修了(指導:宇井徹雄教授)、博士(工学)(大阪工業大学)。同年、中京大学経営学部講師として着任。2000年同学部助教授、2007年より同学部経営学科教授。その間、2001年8月より1年間、カリフォルニア州立大学チコ校客員研究員。2013年中京大学大学院経営学研究科研究科長。2015年同大学経営学部学部長。2024年中京大学企業研究所副所長。
主な所属学会
[編集]経営情報学会、日本情報経営学会、日本経営工学会、情報処理学会、実践経営学会。
主な受賞
[編集]経営情報学会論文賞(2016)・AIS関連国際発表奨励賞(2017)。
主な著書
[編集]- 経営情報論(共著、中央経済社1998、学術書)
- 人間と情報システム-アンケート調査による研究(税務経理協会2000)
- 経営情報システム論を学ぶ人のために(共著、世界思想社2001、学術書)
- 現代経営とネットワーク(共著、同文舘2004、学術書)
主な研究
[編集]- 高度な情報システムにおける対人接触の影響に関する実証的研究[3]
- 企業組織におけるコミュニケーション・メディアの選択に関する研究
- 企業組織におけるソーシャル・キャピタルと知識創造プロセスとの関係
- ナレッジ・マネジメントとソーシャル・キャピタル
- 電子コミュニケーション環境における信頼とその周辺概念
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “組織構成”. 一般社団法人 経営情報学会(JASMIN). 2024年10月18日閲覧。
- ^ “経営行動科学学会第25回年次大会のお知らせ(プログラム公開)|経営行動科学学会”. jaas-org.jp. 2024年10月18日閲覧。
- ^ 向日, 恒喜; 村杉, 健; 宇井, 徹雄 (1995). “高度な情報システムにおける対人接触の影響に関する実証的研究”. 日本経営工学会誌 46 (5): 483–491. doi:10.11221/jimapre.46.5_483 .