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名古木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 秦野市 > 名古木
名古木
大字
地図北緯35度23分12秒 東経139度14分43秒 / 北緯35.386603度 東経139.245383度 / 35.386603; 139.245383
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 秦野市
地区 東地区
人口情報2023年(令和5年)4月1日現在[1]
 人口 2,293 人
 世帯数 1,027 世帯
面積[2]
  2.115 km²
人口密度 1084.16 人/km²
郵便番号 257-0024[3]
市外局番 0463(平塚MA[4]
ナンバープレート 湘南
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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名古木(ながぬき)は神奈川県秦野市大字。同市の8地区の分類では東地区[5]

概要

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秦野市東部に位置し、東は伊勢原市善波と接する。

かつては大住郡名古木村であったが、1889年(明治22年)に蓑毛村、小蓑毛村、西田原村、東田原村、寺山村、落合村と合併し大住郡東秦野村となった。現在は前述の通り東地区となっている[5]

「名古木」の地名の由来

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「名古木」の地名の由来には諸説ある。

  • 并椚(なくのきなくぬぎ)村→長軒(ながのき)村→奈古乃幾(なこのき)牟良→名古木(ながぬき)村[6][7]
    • クヌギ(椚)でできた家の門が並ぶ様子から「并椚」と名付けられ(「并」の字は「並ぶ」に近い意味を持つ)、そこから音が変化して「ながぬき」となった[7]
    • 当て字である「奈古乃幾(なこのき)」は、「和やか、穏やか」を意味する「ナコ」、場所を表す「キ」から、「なだらかな地形の場所」の意[7]
  • 長い軒が連なっていたことからついた[8]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)4月1日現在(秦野市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
名古木 1,027世帯 2,293人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[9]
2,222
2000年(平成12年)[10]
2,311
2005年(平成17年)[11]
2,282
2010年(平成22年)[12]
2,342
2015年(平成27年)[13]
2,351
2020年(令和2年)[14]
2,215

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[9]
659
2000年(平成12年)[10]
734
2005年(平成17年)[11]
758
2010年(平成22年)[12]
822
2015年(平成27年)[13]
848
2020年(令和2年)[14]
836

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年7月時点)[15]

大字 丁目・番地 小学校 中学校
名古木 1、2、12-1、15~340、341-1、342~367、431~435、440、440-2、444以降 秦野市立東小学校 秦野市立東中学校
3~11、12-2~14、341-2、368~425、440-1、441~443 秦野市立末広小学校 秦野市立本町中学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]

大字 事業所数 従業員数
名古木 50事業所 469人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[17]
62
2021年(令和3年)[16]
50

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[17]
534
2021年(令和3年)[16]
469

交通

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路線バス

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道路

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周辺

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国道246号名古木交差点付近には、老朽化によって解体されたJT(日本たばこ産業)の安全性研究所の跡地があり、道の駅の整備計画の案が秦野商工会議所や秦野市農業協同組合から持ち上がっている[19]

その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 秦野市オープンデータライブラリ 人口・世帯のオープンデータ 町丁字別人口と世帯数(住民基本台帳に基づく) 2023年4月1日時点” (CSV). 秦野市 (2023年4月28日). 2023年8月18日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 統計はだの-統計要覧”. 秦野市 (2023年6月23日). 2023年8月22日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 名古木の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 地区一覧”. 秦野市. 2021年7月3日閲覧。
  6. ^ 秦野・東地区 落合・名古木編”. まほら秦野 みちしるべの会. 2021年7月4日閲覧。
  7. ^ a b c 難読地名・名古木のルーツを示す庚申塔”. まほら秦野 みちしるべの会. 2021年7月4日閲覧。
  8. ^ 「名古木」←この地名、どう読むか分かる?”. Jタウンネット. 2021年7月4日閲覧。
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  15. ^ 通学区域一覧”. 秦野市. 2021年7月4日閲覧。
  16. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  17. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  18. ^ 希少な、または貴重な野生の生き物が成育、または生息している谷戸田や湧水地を「生き物の里」として秦野市が指定している。
  19. ^ 秦野のJT研究所跡地に道の駅を 商議所とJA、市に要望”. カナロコ. 2021年7月4日閲覧。
  20. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。