同文舘出版
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 東京都千代田区神田神保町1-41 |
設立 | 1896年(明治29年)4月3日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3010001024382 |
代表者 | 代表取締役社長 中島豊彦[2] |
資本金 | 2,000万円 |
外部リンク | https://www.dobunkan.co.jp/ |
同文舘出版株式会社(どうぶんかんしゅっぱん)は、東京都千代田区に所在する出版社である。
歴史
[編集]1896年(明治29年)5月、森山章之丞[3]により創業。教育、歴史、宗教、経済、商業等の専門書を中心に刊行。八大辞典の刊行などにより専門出版社としての地位を固めた。1944年(昭和19年)に企業整備令により三省堂に統合。戦後再独立し、1958年(昭和33年)に現社名に変更して、現在に至る[4]。
大日本百科辞書
[編集]同文舘の社主・森山章之丞は、以下のドイツ式の学問分野別大事典『大日本百科辞書』の出版を計画した。
- 『商業大辞書』6巻(1905 - 1908)
- 『医学大辞書』8巻(1906 - 1910)
- 『法律大辞書』5巻(1909 - 1911)
- 『教育大辞書』6巻(1907 - 1908)
- 『哲学大辞書』6巻(1909 - 1911)
- 『工業大辞書』8巻(1909 - 1913)
- 『経済大辞書』9巻(1910 - 1916)
しかし、多額の出版費用に耐えきれず、同文舘は1912年に経営破綻に陥り、刊行は「大日本百科辞書刊行会」に引き継がれた[5]。
このうち『法律大辞書』は全6巻総ページ数3600頁にのぼり、鳩山秀夫、穂積重遠、美濃部達吉、三浦周行、佐々木惣一ら東京帝大、京都帝大などの法学者のほか、行政官や司法官も執筆に参加した[6]。
脚注
[編集]- ^ “会社概要 | 同文舘出版”. www.dobunkan.co.jp. 2024年4月15日閲覧。
- ^ “【人事】同文舘出版 新社長に中島豊彦氏”. 文化通信 (2022年11月30日). 2024年4月15日閲覧。
- ^ “森山章之丞 (第4版) - 『人事興信録』データベース”. jahis.law.nagoya-u.ac.jp. 2024年4月19日閲覧。
- ^ http://www.1book.co.jp/003411.html#google_vignette
- ^ 彌吉光長、紀田順一郎. “百科事典 日本大百科全書(ニッポニカ)”. Japan Knowledge. 2024年4月15日閲覧。
- ^ “法律大辞書”. 紀伊國屋書店. 2024年4月15日閲覧。