吉田春夫
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吉田 春夫(よしだ はるお)は、日本の天体力学者[1]。国立天文台理論研究部教授。理学博士。
経歴
[編集]少年時代に、「角の3等分ができたらノーベル賞が2つもらえる」という先生の言葉に触発され、不可能の証明を志す[2]。 特に天体力学の3体問題の解法の不可能性に着目し、ハミルトン力学系、シンプレクティック積分法などを研究した。
1989年、「非線形力学系の積分可能条件の研究」で第1回日本天文学会研究奨励賞を受賞[3]。
著書
[編集]- 「力学の解ける問題と解けない問題」、岩波講座物理の世界4、吉田春夫
- 「キーポイント力学」、吉田春夫、岩波書店、1996年
- 「力学」(現代物理学叢書)、大貫喜郎、吉田春夫
- 「天体力学のパイオニアたち」(上下巻)、P.ティアク、ホームズ、吉田春夫、シュプリンカー数学クラブ
出典
[編集]- ^ “吉田 春夫”. 科研費. 2024年3月27日閲覧。
- ^ 「数学セミナー」2020年1月号P.16-21、日本評論社
- ^ “⽇本天⽂学会研究奨励賞 受賞者”. 日本天文学会. 2024年3月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 研究教育職員・特任教員詳細 国立天文台