吉田悦章
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吉田 悦章(よしだ えつあき、1971年 - )は日本の銀行家、地域研究博士。イスラム金融の第一人者。ウズベキスタン共和国情報通信省副大臣を経て、同志社大学大学院ビジネス研究科教授。
人物・経歴
[編集]神奈川県生まれ[1]。群馬県立太田高等学校を経て[2]、1995年一橋大学商学部卒業、日本銀行入行。大学在学中1993年から1994年までハーバード大学に留学し経済学を専攻[3]。日本銀行で国際金融市場分析等を担当したのち、2007年から国際協力銀行アフリカ室兼中東担当調査役を務め、イスラム金融等を担当[4][5]。
国際協力銀行外国審査部参事役[6]、同部第3ユニット長等を務める傍ら[7]、2008年から早稲田大学ファイナンス研究センター客員准教授[8][4][5]、2015年から京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻特任准教授[9][10]。
2019年からウズベキスタン共和国情報通信省副大臣に出向[3]。2022年に国際協力銀行を退社し、同志社大学大学院ビジネス研究科グローバル経営研究専攻教授に転じた[3][11]。2023年京都大学経済研究所客員教授[3]、大同メタル工業監査役[12]。
イスラム金融などの特殊な金融に詳しく[13][14]、日本におけるイスラーム金融実務の第一人者として知られる[15]。2015年には「現代イスラーム金融の発展と変容 : 地域的多様性と商品特性による動態的分析」で京都大学博士(地域研究)[16]。財務省イスラム金融研究会委員等も務めた[4]。
著書
[編集]- 『イスラム金融入門』東洋経済新報社 2007
- 『イスラム金融はなぜ強い』光文社新書 2008年
- 『現代のイスラム金融』(北村歳治と共著)日経BP社 2008年
- 『はじめてのイスラム金融』金融財政事情研究会 2016年
- 『グローバル・イスラーム金融論』ナカニシヤ出版 2017年
脚注
[編集]- ^ 吉田 悦章ナカニシヤ出版
- ^ 物価上昇への備え 収入増を考える機会に 同志社大大学院教授 吉田悦章(京都市)上毛新聞2024/1/28 1
- ^ a b c d 研究者データベース同志社大学
- ^ a b c 「イスラム資本市場の概要と要点」証券アナリストジャーナル2008年8月
- ^ a b [1]ナカニシヤ出版
- ^ 「ヨルダンにおけるイスラム金融の国際会議で講演」国際協力銀行
- ^ 「中東情勢を動かす3つの力学」https://www.jbic.go.jp/ja/information/reference/reference-2017/contents/20180123_seriesMacro.pdf
- ^ 「コラム:英国はなぜイスラム国債を発行したのか=吉田悦章氏」ロイター通信外為フォーラムコラム2014年8月14日
- ^ 「大学院生紹介 > 研究員」
- ^ 「はじめてのイスラム金融」
- ^ 吉田 悦章 教員一覧に戻る 教授:吉田 悦章(よしだ えつあき)同志社大学
- ^ (人事・自動車)大同メタル工業日本経済新聞2023年3月31日 2:00 [
- ^ 「グローバル・イスラーム金融論 吉田悦章著」日本経済新聞2017/4/22付日本経済新聞 朝刊
- ^ 「フィンテックをイスラムに学ぶ 吉田悦章氏 京都大学大学院特任准教授」日本経済新聞日本経済新聞
- ^ 「イスラーム経済とイスラーム法」研究会」京都大学
- ^ 京都大学 , 博士(地域研究) , 乙第12962号 , 2015-09-24