吉田庄司
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吉田 庄司(よしだ しょうじ、1929年4月23日 - 2008年7月17日)は、日本の工学者(通信工学情報ネットワークシステム)。工学博士・学校法人東海大学理事・元日本電信電話株式会社取締役。旧制東北大学工学部通信工学科卒、IEEEフェロー。静岡県出身。
経歴
[編集]- 静岡県立静岡中学校に学ぶ[1]。海軍兵学校(78期)在学中に終戦[注釈 1]。旧制静岡高校卒業。
- 1953年 旧制東北大学工学部 通信工学科卒、同大学特別研究生を経て、日本電信電話公社 入社。
- 電子通信研究所にて研究活動に従事。1961年工学博士
- 研究開発本部 通信網研究企画室長、武蔵野電気通信研究所長、厚木電気通信研究所長、基礎研究所長、研究開発本部 副本部長を歴任し、電子交換機、集積回路(超LSI)、超高速コンピュータ、ディジタル交換機、INSモデルシステム、ISDN等の開発を推進。
- 日本電信電話株式会社 取締役。
- 1988年 学校法人東海大学 理事・研究推進本部長に就任。
- 文部省、郵政省、通商産業省の委員等を歴任。
- 1991年 新設された東海大学開発工学部の初代 学部長を兼任。
- 全国に先駆けて、産学連携機関「東海大学開発工学部 産学連絡協議会」(IULA)を創設。
- 大学発ベンチャー企業(東海ソフト開発)を創設。
- 1997年 IEEE Fellow
- 2006年 瑞宝小綬章受章
- 2008年7月17日 死去。叙従四位。
- 株式会社 東海ソフト開発 取締役会長を歴任。
主な著書
[編集]- 「情報通信工学」丸善(木村英俊・吉田庄司 著)
- 「マルチメディア通信の発展と課題」 東海大学紀要開発工学部(1995.03)
- 「キャンパスの情報ネットワーク化に関する考察」 東海大学紀要開発工学部(1997.03)
所属学会
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 静中静高第63回の卒業生。おそらく静岡中学を3学年修了時の1945(昭和20年)3月に卒業し、海軍兵学校78期(同年4月3日に入校)に4ヶ月半在籍、終戦を迎え、その後旧制静岡高校に入学したと考えられる。
出典
[編集]- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 92頁。