吉田守孝
吉田 守孝 (よしだ もりたか、1957年7月12日 - ) は、日本の自動車エンジニア、実業家。アイシン代表取締役社長。トヨタ自動車執行役員副社長、豊田中央研究所代表取締役会長、ダイハツ工業取締役新興国小型車カンパニーChairman、レクサスのチーフエンジニアなどを歴任。
人物・経歴
[編集]東海高等学校を経て、1980年名古屋大学工学部機械科を卒業して、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社。後年東海高等学校同窓会長も務めた。80年入社組は「豊作」と称され、同期入社に宮内一公トヨタ自動車東日本代表取締役社長などがいる[1][2]。
初代レクサス・LSやレクサス・SCのサスペンション、ステアリングの設計を担当したのち1993年から第1開発センター主担当員、同センター主査を務めトヨタ・クラウン、レクサス・GS、レクサス・LS等の企画開発に従事。2003年に同センターチーフエンジニアを経て、レクサスセンターチーフエンジニアに就任し、レクサス・LSの企画統括となる[2][3]。
BR(Business Reform)システム技術企画室長、制御システム統括部長を経て、2009年トヨタ自動車常務役員・トヨタ第1開発センター長に就任。2014年から専務役員。
2018年副社長に就任。Mid-size Vehicle Company President及びTNGA推進部統括を務め、新設計の開発にあたる[2]。ダイハツ工業取締役兼務[4]。
2019年MS統括部部長兼務[5]。同年クルマ開発センターセンター長兼務。
2020年モノづくり開発センターセンター長、新興国小型車カンパニーChairman[4]、ダイハツ工業取締役新興国小型車カンパニー Chairman兼務[6]。同年豊田中央研究所代表取締役会長[7]。
2021年アイシン代表取締役社長に就任し[8][9]、豊田中央研究所代表取締役会長を退任[10]、豊田中央研究所取締役[11]、アドヴィックス取締役[12]、名古屋フィルハーモニー交響楽団諮問委員[13]。2022年エクセディ取締役[14]。
出典
[編集]- ^ 井上久男「社員30万人の最強企業トヨタで「偉くなる人」の共通点」
- ^ a b c 「副社長吉田 守孝」 トヨタ自動車
- ^ 「レクサスLSの開発」 日経テクノロジー
- ^ a b 「副社長 吉田 守孝」 トヨタ自動車
- ^ 組織改正および執行役員の担当変更、人事異動について トヨタ自動車
- ^ 「ダイハツ工業」 2020/1/8付日本経済新聞 朝刊
- ^ 「運営体制変更のお知らせ」 豊田中央研究所
- ^ “アイシン新社長に元トヨタ副社長の吉田守孝氏”. 中日新聞. (2021年2月25日) 2021年6月25日閲覧。
- ^ “「株式会社アイシン」の新経営体制について”. 株式会社アイシン (2021年2月25日). 2021年6月25日閲覧。
- ^ “運営体制変更のお知らせ”. 豊田中央研究所 (2021年6月17日). 2021年6月25日閲覧。
- ^ 会社概要
- ^ 役員一覧
- ^ 公財) 名古屋フィルハーモニー交響楽団 諮問委員名簿
- ^ 人事、エクセディ日本経済新聞2022年1月31日 17:24
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