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吉澤穂波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
福岡国際
2005 福岡 63kg級
2001 福岡 63kg級
2003 福岡 63kg級

吉澤 穂波(よしざわ ほなみ、1980年1月24日 - )は埼玉県出身の日本柔道家。63kg級の選手。身長163cm。組み手は左組み。得意技は内股[1]

経歴

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柔道は9歳の時に男衾柔道クラブで始めた[1]。寄居中学から常磐高校へ進むと、2年の時には全国高校選手権の63kg級決勝で湊川女子高校2年の前田桂子に豪快な内股で投げられて2位にとどまった[2]

埼玉大学へ進むと、1年の時には正力杯で決勝まで進むも、大学の3年先輩となる山田真由美に敗れて2位だった。4年の時には正力杯で優勝を飾った[3]。また、優勝大会では同級生である70kg級の古賀幸恵などとともに活躍して優勝を飾った[4]全国女子体重別福岡国際でも3位に入った[1]。 2002年には埼玉大学の大学院へ進んだ[1]。2003年の講道館杯では決勝でコマツ谷本歩実に敗れて2位だった。福岡国際では3位だった[1]

2004年にはセコムの所属となると、選抜体重別の準決勝でアテネオリンピックの有力候補だった三井住友海上上野順恵GSに入ってから有効で破るも、決勝で谷本に一本背負投で敗れた[5]実業個人選手権では決勝で上野に敗れた。なお、この大会では2005年と2007年の決勝でも上野に敗れて2位だった[6]。2005年の福岡国際では準決勝で上野を技ありで破ると、決勝ではアトランタオリンピック金メダリストであるキューバのドリュリス・ゴンサレスに不戦勝で勝利して、今大会史上初の全階級制覇を果たした日本選手団の一員として名を連ねることになった[7]。2007年の講道館杯では3位だった[1]

なお、サンボの全日本選手権では2001年に64kg級、2003年に65kg級でそれぞれ優勝している[8]

主な戦績

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(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 「平成19年度後期男女強化選手名鑑」近代柔道 ベースボールマガジン社、2008年2月号 50頁
  2. ^ 「全国高等学校柔道選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、1997年5月号 48頁
  3. ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
  4. ^ 全日本学生柔道優勝大会
  5. ^ 「全日本選抜柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2004年5月号 34頁
  6. ^ 全日本実業柔道個人選手権大会
  7. ^ 「福岡国際女子柔道選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2006年1月号 33頁
  8. ^ 全日本サンボ選手権大会結果

外部リンク

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  • 吉澤穂波 - JudoInside.com のプロフィール(英語)