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吉永和生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉永 和生
よしなが かずお
生年月日 (1962-06-15) 1962年6月15日(62歳)[1]
出生地 日本の旗 日本東京都[1][2]
出身校 東京大学[1]
称号 法学士(東京大学・1988年

在任期間 2020年8月7日[3] - 2022年6月28日[4]
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吉永 和生(よしなが かずお、1962年昭和37年〉6月15日[1] - )は、日本労働厚生労働官僚

来歴

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東京都出身[1][2]筑波大学附属高等学校を経て[2]1988年(昭和63年)3月、東京大学法学部を卒業[1]

1987年(昭和62年)9月、国家公務員採用Ⅰ種試験(法律)に合格し、翌年4月、労働省に入省[1]

労働基準局総務課課長補佐、職業安定局雇用開発課建設・港湾対策室長、厚生労働省大臣官房総務課国会連絡室長、職業安定局高齢・障害者雇用対策部障害者雇用対策課長、同部企画課長、雇用均等・児童家庭局短時間・在宅労働課長、職業安定局雇用保険課長、職業能力開発局総務課長、厚生労働省大臣官房総務課長、厚生労働省大臣官房審議官などを歴任[1][5]。途中、新潟県外務省に出向し、新潟県商工労働部職業安定課長、在英国日本国大使館一等書記官などを務めた[1]

2020年(令和2年)8月7日、厚生労働省労働基準局長に就任[3]

2022年(令和4年)6月28日、厚生労働省を退職[4]

新型コロナウイルス感染症への対応

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2020年(令和2年)3月2日に厚生労働省大臣官房審議官(感染症対策担当)に就任した[6]他、労働基準局長として「職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト」等の作成に携わり、テレワーク等に係るガイドラインの見直しなどを講じる姿勢を示した[7]

年譜

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  • 1987年(昭和62年)9月 - 国家公務員採用Ⅰ種試験(法律)合格[1]
  • 1988年(昭和63年)
  • 1989年平成元年)4月 - 東京労働基準局監督課[1]
  • 1990年(平成2年)
    • 4月 - 労働省大臣官房秘書課[1]
    • 7月 - 労働省大臣官房総務課[1]
  • 1991年(平成3年)7月 - 職業安定局業務調整課民間需給調整事業室[1]
  • 1993年(平成5年)6月 - 労政局労働法規課[1]
  • 1994年(平成6年)12月 - 労働省大臣官房総務課[1]
  • 1996年(平成8年)6月 - 新潟県商工労働部職業安定課長[1]
  • 1998年(平成10年)7月 - 労働省職業安定局雇用政策課建設・港湾対策室長補佐[1]
  • 2001年(平成13年)
    • 1月 - 労働基準局総務課長補佐[1]
    • 6月 - 外務省在英連合王国日本国大使館一等書記官[1]
  • 2003年(平成15年)10月 - 外務省在英国日本国大使館一等書記官[1]
  • 2004年(平成16年)7月 - 職業安定局雇用開発課建設・港湾対策室長[1]
  • 2005年(平成17年)8月 - 厚生労働省大臣官房総務課国会連絡室長[1]
  • 2007年(平成19年)8月 - 職業安定局高齢。障害者雇用対策部障害者雇用対策課長[1]
  • 2009年(平成21年)7月 - 職業安定局高齢。障害者雇用対策部企画課長[1]
  • 2010年(平成22年)8月 - 雇用均等・児童家庭局短時間。在宅労働課長[1]
  • 2012年(平成24年)9月 - 職業安定局雇用保険課長[1]
  • 2014年(平成26年)5月 - 職業能力開発局総務課長[1]
  • 2015年(平成27年)10月 - 厚生労働省大臣官房総務課長[1]
  • 2017年(平成29年)
  • 2019年(令和元年)7月 - 厚生労働省大臣官房審議官(労働条件政策、賃金担当)[8]
  • 2020年(令和2年)
    • 3月 - 厚生労働省大臣官房審議官(労働条件政策、賃金、感染症対策担当)[6]
    • 8月 - 労働基準局長[3]
  • 2022年(令和4年)6月 - 厚生労働省を退職[4]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af "厚生労働省幹部の経歴" (PDF). じほう. 2021年5月30日閲覧
  2. ^ a b c “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 熊本県”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2017年8月10日). https://mainichi.jp/articles/20170803/org/00m/010/030000c 2021年5月30日閲覧。 
  3. ^ a b c Action Report 第175号” (PDF). 全国社会福祉協議会 (2020年8月17日). 2021年5月30日閲覧。
  4. ^ a b c “人事、厚生労働省”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2022年6月22日). https://mainichi.jp/articles/20220622/ddm/012/060/110000c 2022年7月8日閲覧。 
  5. ^ “人事、厚労省”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2017年7月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDF10H15_Q7A710C1EE8000/ 2021年5月30日閲覧。 
  6. ^ a b 吉永大臣官房審議官が感染症対策担当併任に 厚労省、2日付で”. じほう (2020年3月4日). 2021年5月30日閲覧。
  7. ^ 令和3年 労働基準局長 年頭所感”. 中央労働災害防止協会. 2021年5月30日閲覧。
  8. ^ a b c d e "略歴書" (PDF). 2021年5月30日閲覧
官職
先代
坂口卓
日本の旗 厚生労働省労働基準局長
2020年 - 2022年
次代
鈴木英二郎