吉武好孝
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吉武 好孝(よしたけ よしのり、1900年12月15日 - 1982年2月21日)は、日本の英文学者・比較文学者・翻訳家。
大分県生まれ。東北帝国大学卒。1962年「現代イギリスの文芸批評における人間像」で文学博士。武蔵野女子大学教授を務めた。
配偶者は吉武安恵。
著書
[編集]- 『文体論序説』(不老閣) 1937
- 『翻訳文学発達史』(三省堂、語学文庫) 1943
- 『アメリカ文学の発達』(刀江書院、刀江文庫) 1951
- 『英文法の基礎』(福村書店) 1954
- 『中学初級英文法』改訂増補版(大和文庫) 1957
- 『明治・大正の翻訳史』(研究社選書) 1959
- 『現代英文学の人間像』(研究社出版) 1966
- 『翻訳事始』(早川書房、ハヤカワ・ライブラリ) 1967
- 『現代文体論 付・文体論史』(協同出版) 1969
- 『近代文学の中の西欧 近代日本翻案史』(教育出版センター、比較文学研究叢書1) 1974
- 『ホイットマン受容の百年』(教育出版センター) 1980.4
共編
[編集]- 『現代アメリカ文学』(竜口直太郎共編、有信堂) 1958
翻訳
[編集]- 『海と密林の旅』(H・M・トムリンソン、新潮社、世界探検紀行叢書) 1942
- 『ホノルル』(モーム、河出文庫) 1956
- 『アメリカ文学の展開』(ロバート・E・スピラー、待鳥又喜共訳、北星堂書店) 1957
- 『私の歩んだ世界』(パール・バック、新庄哲夫共訳、荒地出版社、現代アメリカ文学全集) 1958
- 『森・雪・男たち ポール・バンヤン物語』(アイバン・ベンソン、西崎一郎共訳、鏡浦書房) 1961