吉村元久
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吉村 元久(よしむら もとひさ、1964年4月9日)は、日本の実業家。ヨシムラ・フード・ホールディングス創業者。同社代表取締役CEOとして食品メーカーのM&Aなどを行い、楽陽食品取締役、とかち麺工房監査役等も務める。
人物・経歴
[編集]北海道函館市出身。1983年北海道札幌南高等学校卒業。1988年一橋大学商学部卒業、大和証券入社。大学では金融論を専攻し卒業論文「期待と投機の経済分析」は電通総研に50万円で売却した。1994年ペンシルヴェニア大学ウォートン・スクール修了、経営学修士(MBA)[1]。
大和証券資産証券部課長代理として債権流動化スキーム開発に従事するなどしたのち、1997年からモルガン・スタンレー証券事業法人部エグゼクティブ・ディレクターとしてコーポレート・ファイナンス業務に従事[2][1]。
2006年エルパートナーズ(現ヨシムラ・フード・ホールディングス)設立、代表取締役就任。2008年白石興産取締役、とかち麺工房監査役、ミズホ取締役、楽陽食品取締役[1]。M&Aにより中小食品メーカーの買収などを進め、売却のための買収ではなくシナジー効果による成長という手法をとり、2017年には東京証券取引所一部上場を果たした[3][4][5]。
出典
[編集]- ^ a b c 「(株)ヨシムラ・フード・ホールディングスYoshimura Food Holdings代表取締役社長 吉村 元久」「THE INDEPENDENTS」2010年6月号 - p12-14
- ^ 「成 可能性に関する説明資料」日本経済新聞
- ^ 「M&Aで中小食品救う「異色ベンチャー」の野望」東洋経済オンライン2017年10月30日
- ^ 「後継者難に対応、中小の食品企業を活性化 ヨシムラ・フード・ホールディングス (1/2ページ)」sankeibiz2016.5.16 05:00
- ^ 「ヨシムラHDの吉村元久社長「食品会社を買収、設備更新や人材育成で成長目指す」 」2016/2/26 7:30日本経済新聞